自分の顔に責任を 


髪の毛などはもう白髪交じりの亜麻色になっているけれど、ブリギッテは少女の頃、プラチナブロンドだった。ということで一応ブロンドなのですが、彼女にとってはまつげを黒く塗るマスカラが必需品。つけるのを忘れると顔全体がぼけた感じになります。最近、彼女はこれを忘れたことがあって、勤め先で鏡を見た時に自分で愕然とし、恥ずかしい思いをしたそうです。それからは朝出勤する時に気をつけている様子。今日もわたしが起きて寝ぼけ眼をこすっているところへ出勤前で慌ただしくしている彼女の声が飛んできました。 

B「あなた、わたしの顔見て。わたしマスカラちゃんとつけたかしら」」
O「ん? マスカラ?、付いていないような気がするけど」
B「もう! 気をつけてちゃんと言ってくれなくちゃ、わたしが外で恥ずかしい思いをするじゃないの」
O「そんなことを言ったら、君の顔は言いたいところだらけだよ」
B「・・・・・!」
O「今日は勝った!」

しかしこれが23回目の結婚記念日の朝、最初に交わした会話とはちょっと情けない。(-_-;)

そのあとシャワーを浴びながら「40歳過ぎたら自分の顔に責任を持て」といったのはリンカーンだったかしら、と考えていた。「ム?正しくは40歳過ぎた男は、だったかな」と思い直して「それなら彼女は自分の顔に責任を持たなくても良いわけで、わたしを非難したのは正しかったのかもしれない」。そういうことではないか。(^_^;) 

Posted: 2004年05月05日 (水) at 09:11 




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