今夜も「日本食」の宴 


曇り/外気温25度
朝のうちは少し晴れていたので、おお、天気が持ち直したか、と思ったのは糠喜びだった。日本からの知人と今日の午前中は買い物に行くと約束していたのでブリギッテを車に乗せ8時半頃に家を出る。その人の泊まっているホテルというのが Hotel an der Oper というところで、ブリギッテの職場のすぐ裏なのである。(^_^) このホテルはホテルのすぐ側にあるこじんまりとしたホテルなので、劇場で歌う歌手たちも泊まっている。時にはソリストたちの発声練習も聞こえることがあるとか。(^_^) 

彼女は、今夜また、わたしの家族のために日本料理を作ってくれるというので、その材料を買うために、まずは、野菜市場へと出掛ける。日本の野菜の値段と比べておられたようだが、例外はあっても、総じてこちらの方が、特にパイナップルや果物などはが安いとおっしゃる。そこでの買い物を終わってから、今度はわたしがいつも利用している日本食料品店へ案内する。ミュンヘンで、どんな日本食品が買えるのか、そしてどれくらいの値段なのかを知っておけば、今度来る時に持ってくるものの指針が得られる、ということらしい。そこでの感想は「お金さえ出せば、そして品質にうるさいことを言わなければ、大抵のものが揃う」ということだった。これはわたしが普段から思っていたことと同じ。(^_^;)

一緒に帰宅してから、わが家の電気釜に昨夜の残りご飯があるのを見て、お昼時にも近かったので、お粥を作ってくれた。熱々のお粥にこれも持ってきて頂いた大降りの梅干し、そしてかつお節をタップリと入れたそれは、本当においしかった。日本では、お粥というのが大分流行っているらしい。彼女のご主人はお昼はいつもお粥だそうだ。

先日作った白玉の残りが冷蔵庫にあったので、それでチョイチョイと「みたらし団子」まで作ってくれた。これはまさしくあの懐かしい味がした。(^_^) そのあと、日本から持ってきてくれた喜波貞子さん関係のインタビュービデオを見る。わたしは14時頃になったら、急に眠たくなり、40分ぐらい昼寝。午後3時頃にユリアに起こされてみると、彼女も部屋に引き取って仮眠中らしい。

今夜はわが家の家族の他に先日 Chiemsee に訪ねた近所の知人も読んで彼女の料理をご馳走することになった。急なことだったけれど、ご主人も事務所から早めに帰宅して、来てくれることになった。わたしは3回目の「マイスタージンガー」があるので、4時15分頃に出掛ける。しかし、最初の舞台裏のコラールが終わってから次の出番まで2時間半ほどあるので、一度家に戻り短い時間だが食事を作る手伝いをしようと思ったのだが、手を出す隙もなく、もっぱらつまみ食いに終始していた。ブリギッテも今日は定時に会社から戻って、彼女の下働きを手伝う。

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「マイスタージンガー」を終わってわたしが帰宅したのは23時15分前。明日は普通通りの会社勤め、そして学校もあるので、お客はもう引き上げてしまってブリギッテと知人だけ。今日の食事は大好評だったらしい。特にご主人のほうが大変な食欲を見せて大いに食べてくれたと説明してくれた。湯葉を喜んで食べていたと聞いて、ちょっと意外に思った。ドイツ人でも湯葉はおいしいと思うんですね。

わたしの食べる分を取り分けておいてくれたので、それを食べながらビールを一杯。2人は24時過ぎにそれぞれ自室に引き上げたので、それからしばらく一人でゆっくりと食事を楽しみました。明日はわたしの休日なので、のんびりとした気分です。(^_^) 

Posted: 2004年07月07日 (水) at 01:09 




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