今夜は復活祭時の定番「パルジファル」 


曇り/外気温6度〜16度
昨夜も軽い喘息気味で眠りが浅く、目が覚めても不快感が残った。これから白樺の芽が吹き終わる5月ぐらいまではこんな夜が続きそうで、毎年のことながらちょっと憂鬱。今日は日曜日のでブリギッテもゆっくりと朝寝を楽しんでいる。わたしは8時前に起き出して、リンク先の Blog を読む。10時少し前に台所を整頓して、ゆで玉子を作り朝食のテーブルを整える。10時少し前に全員が揃いゆったりとした朝食。娘達はこれから2週間の「復活祭休暇」に入るので大いにのんびりとしている。 

朝食のあと、ブリギッテはイチゴの乗るケーキを焼き始めた。薄いケーキの台を焼いてその上にイチゴを並べて砂糖の蜜を掛けるらしい。午後は彼女のお母さんをお茶に招待しているとか。12時近くにカローラを連れてピカソの展覧会を観に出掛けた。彼女のお母さんも一緒に展覧会を観て、帰宅後お茶という予定らしい。

ユリアは5月に予定されているブリギッテの両親の「金婚式パーティ」にプレゼントするんだとかで、なにやら工作をしている。これは昨夜からカローラと二人で始めたもの。膨らませた風船の上に古新聞を糊付けしていって最後は豚の姿になるのだとか。こちらでは「豚」は幸運の印しでもあるのです。(^_^)

わたしは昨夜よく眠れなかったので、45分ほど仮眠をして15時半頃に家を出た。今日の出し物「パルジファル」は16時から始まる。われわれの出番はまず、開演後1時間後に始まり30分くらい。そのあとは終幕近くにもう一度30分ほど。この間、2時間半ぐらい時間が空くので、同僚と夕飯を食べに街に出た。しばらくぶりに中華を食べて満腹。

このオペラは宗教的な内容を扱ったものなので、最後の幕が下りてもお客は拍手をしないという不文律みたいなものがあったのだが、最近はそうでもなくなっている。不謹慎だと怒られそうだが、カーテンコールに出てきて観客の拍手に応えている、ソリスト陣を後ろから見ると皆さん立派な体格で大相撲の幕内力士土俵入りを思い浮かべてしまった。(^_^;) まあ、休憩を入れて6時間の長丁場を歌いきるのだから体力勝負なのはわかりますが・・・・。
今夜の主な配役は次の通りでした。Klingsor を歌うはずだった Tom Fox は急病のため代役が立ちました。指揮はとても若そうに見える Philippe Jordan
Amfortas----------Alan Titus
Titurel-------------Karl Helm
Gurnemanz-------Jan-Hendrik Rootering
Parsifal-----------John Keyes
Klingsor-----------xxxxxxxxxxx
Kundry-----------Gabriele Schnaut

帰宅は22時半。 

Posted: 2004年04月04日 (日) at 00:16 




1年前の今日は? 2年前の今日は?