「魔弾の射手」のオーケストラ練習晴れ /
外気温3度
7時10分起床。今日は気持ちの良い天候の一日だった。昨夜の眠りは少し浅かったようで、何度も目が覚めたような記憶が残った。こういう時の次の日というのは妙に疲れるもの。 10時からの「魔弾の射手」は、オーケストラの練習室でソロ、合唱全員入っての音楽稽古。このオペラはもう何度もやっていて今更オーケストラ練習もないだろうと思っていた。多分、
Zubin Mehta
氏がまた振るのだろうから、彼自身の練習かな、と少し皮肉な気持でいた。しかし、練習が始まってみると指揮者は
Peter Schneider
氏で、ソリスト陣も脇役以外はガラリと変わっているので、今日のオーケストラ練習も納得。
で、わたしにとっては久しぶりの Peter Schneider 氏だが、彼自身の生き生きとした表情と音楽作りの確かさにちょっと驚いた。2,3年前の彼は健康状態も優れなかったのかちょっと弱々しい感じだったが、今日はまるで別人。わたしには嬉しい驚き。(^_^) 熟練の指揮者らしく、合唱の場面だけを先にやってくれたので、われわれは休憩前に終わることが出来た。 思いがけなく練習が早く終わったので、天候も良いことだし Viktuarianmarkt を横切りながら路面電車の Wettersteinplatz まで歩いた。最後の方はちょっと汗ばむほどで良い運動になった。帰宅してみると、当然のことだがまだ娘たちは学校から戻っていない。メールチェックをしたあと、ソファの上に横になったらいつの間にか眠ってしまった。昨夜の浅い眠りと7000歩ほどの「しっかり歩き」で身体も適度に疲れていたためか、気持ちの良い昼寝だった。(^_^) 3時20分頃に目が覚めて、読みかけの本を読了。そのあと細々とした雑用を片づけ、台所の洗い物などを整理してコーヒーを煎れたらもう、夕方の練習に出掛ける時間。今夜は「モーゼとアロン」そして「運命の力」。 「モーゼとアロン」の方はまだ譜読みの段階だけれど、マスペロ氏は「君たちは譜読みの速度が速い!バルセローナの合唱団は一回の練習で1ページがやっとだった。」と褒めているんだかなんだかわからないようなことを言ってました。いくらシェーンベルクだとは言っても、一回の練習で1ページというのは異常な遅さじゃないかな、そんなのと較べられても喜べない、と内心では思ってました。(^_^;) 「運命の力」の方は先の演出の時にはカットされて歌わなかった部分が今回は入ってくるのでその部分だけをさらいました。こういう時にはいつも感じるのだけれど、12音の音楽のあとにヴェルディが来ると、それだけでもう幸せな気分になります。(^_^) 帰宅したのは8時頃で、地下鉄も路面電車もこの時間は満員で、しばらくぶりのラッシュアワーを味わいました。(^_^;) 夜は、ブリギッテに散髪して貰って頭が軽くなったような気がします。今日は早めに就寝しようと思ってます。今日の総歩数は14031歩。 Posted: 2005年03月03日 (木) at 17:17
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