「運命の力」の3回目 


雨 / 外気温16度
7時10分起床。今日も午前中は練習無し。ユリアは、昨夜、クロアチアから戻って来るはずだったのが真夜中の午前3時になってしまった。なんでも、ユリアの友達の運転していたジープが故障してしまい、ADAC に牽引して貰い、自分たちはトラックで送り届けて貰ったとのこと。若いうちだから、こういうアクシデントも楽しいのかもしれない。しかし、カローラのフルートの伴奏を今朝の9時半に引き受けていたので、渋々と起きてきた。ちょっと辛そう。 

今日は朝から雨模様となって、とうとう晴れ間を見ることがなかった。気温も16度まで上がったのが最高。こういう時には風邪をひかないように気をつけなくては。

ブリギッテに頼まれていた洗濯ものを片づけてほっと一息つく。昨日はブリギッテの買い物に付き合ったり水回りの修理工が来たりで自分の練習が出来なかったのだが、今日は午前中にじっくりとさらうことが出来た。(^_^) ほとんど毎日、10時からは劇場で何かしらの練習があるので、身体がそういう風に慣れているのかもしれない。予定していたことが出来て、ほぼ満足。

昼食は、昨日の魚料理がほとんど手つかずに残っていたので、それを暖めなおし、アメリカ風ポテトフライをつけ合わせにしてカローラと食べる。ユリアは、自分を受け入れてくれる大学を探すのに、インターネットで検索している。実はこの辺のシステムが、わたしには良く理解出来ていない。アンナの時にも全てブリギッテが取り仕切っていた。(-_-;)

今夜は「運命の力」の3回目。ソリストの顔ぶれは変わらず。このオペラの中の Don Carlo von Valgas という役をバリトンの Mark Delavan が歌っているのだが、この人は Rigoletto の Premiereを歌った人。今日、舞台の袖で彼の歌を聴いていて、ついつい、昨日 Rigoletto 役を歌った Paolo Gavanelli と較べてしまった。昨日の今日でまだ耳に残っているせいか「格の違い」というのを強く感じた。今回の Festspiel で彼が Rigoletto を歌わないのは彼にとっても聴衆にとっても幸せなことだと思う。23時10分の帰宅。 

Posted: 2005年07月07日 (木) at 00:15 




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