休日に来客 


晴れ / 外気温0度
7時半起床。今日は合唱の休日でのんびり。しかしブリギッテの「あなた、昨日冷凍庫の扉をきちんと閉めてなかったから霜が溶けて流れ出してるわよ」という一言でたたき起こされた。てっきり閉めたと思っていたのだが、閉まりにくいのを無理に閉めたからなにかのはずみでまた開いてしまったものらしい。この際だからと中に入っているものをすべて外へ出して、冷凍庫の霜取りをした。外の気温は午前中は零下5度ぐらいだったのでちょうど良い気温。夏でなくて良かった。(^_^;) 

今夜は友人の若い医者夫妻と彼たちの3人の子供たちを夕食に招待しているので、ブリギッテは朝から買い物に出掛けた。わたしの休日の日に合わせて彼女も一日休暇を取ったのである。わたしの仕事は夜が主体で普通の人達が休める週末には公演があることが多い。反対にわたしの休日というのは週日の日が多いから誰かを招待しようと思うと日程の点でいつも苦労する。今回も2転、3転してようやく今日の夜に決まった。

今日はブリギッテが買い物から戻る正午頃までがわたしの本来の休日で、のんびりとエントリを書いたりメールを書いたりすることができた。しかし彼女が帰宅してからはそうはいかない。2人で鯖を焼いて簡単な昼食を済ませたあとはお客に備えて家の掃除と片付け。わが家がきれいに片付くのは大体が来客がある日である。やはり家庭の主婦としては散らかった家を見せるわけにはいかないのだろう。否応なく掃除と片付けに付き合わされたから、休日とは言ってられなくなった。1時間ほど後にはグッタリと疲れてしまって「わたしの休日と同じ日に君が休暇を取るのは止めて欲しい」と泣き言が出てしまった。(^_^;)

子供連れだから夕方の5時半頃に来るということだったので、わたしは4時から5時頃までベッドに横になって少し眠った。彼たちは少し遅れて6時少し前に来訪。この若い医者はアンナが入院したときにとても親切にアンナの相手になってくれた人でそれ以来交友が続いている。2年ほどアメリカの病院で働いてきてまたドイツに戻り、3月からライプツィッヒ (Leipzig) の病院の Oberarzt(副医長)として赴任するそうである。3人の子供たちはまだ8歳、4歳、3歳と小さくて、この家族を見ていたら自分の子供たちの小さかった時期を思い出した。ついこの間だったような気がするのに気がついてみるとわが家の娘たちは23歳、20歳、17歳にもなっている。(-_-;) 月日の経つのは早いものだ。

今夜の料理は子供たちも喜ぶようなものをと、鉄板焼きを用意した。数種類の野菜と照り焼きソースに漬けておいた鶏肉、それに焼きそば。デザートはバニラクリームにイチゴソースを掛けたもの。用意したものはきれいに食べてくれて今日のもてなし料理は大成功。例によって鉄板焼きはわたしの役割だからおしゃべりに興じているブリギッテと彼たちを横目にわたしは焼き方で汗を流していた。焼き方をやるとやはり自分はあまり食べていられないのが少し残念。子供たちが眠そうにしているので次は Leipzig で合おう逢おうと約束して8時半頃にはお開きとなった。そのあとはブリギッテと2人、居間でゆっくりとワインを飲み直す時間が持てたので終わってみればよい休日だった。 

Posted: 2006年02月02日 (木) at 22:19 




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