ユリアのアビトゥーア(Abitur)、終了 


曇り / 外気温15度
7時起床。一日中曇り空の拡がる肌寒い天気。10時から「運命の力」の舞台稽古だと思って出掛けたら、単なる音楽稽古だった。でも、時間が同じだった事は幸い。一年に何度かこういう間違いをやらかす。(-_-;)　やはり、昨夜の "Tannhäuser" の疲れが少し残っていたのかもしれない。 

音楽稽古は "Königs Kinder" を最初から通した。このオペラはわたしは観た事も聴いた事もないのだが、合唱の部分はそんなに多くはない。来シーズンの当初に来るのだが、その直前に日本公演があって、ドイツに帰ってきて数日後にはもう舞台稽古が始まる。そんな理由で、音楽稽古を今シーズン中から始めていたというわけ。これから７月までは "La Forza del Destino" の舞台稽古が忙しくなるし、 Festspiel が始まると大きなオペラが続くので "Königs Kinder" を練習する時間もないらしい。というわけで、今日が最後の音楽稽古。マスペロ氏曰く「夏休み中に暗譜しておいて、来シーズンが始まったらすぐ舞台稽古に入れるように」。まあ、量も少ないし、音楽的に難しいところもないので大丈夫だろう。(^_^)

帰途 Wettersteinplatz から歩いて戻る。約１時間の歩行。ここしばらくしっかりと歩いていなかったので楽しい。最初は肌寒いと思った天候も歩き始めるとちょうど良い感じ。帰宅するとさすがに少し足がだるく感じた。(^_^;)

カローラは、今日の午前中にオーケストラのコンサートがあった。帰宅して午後はケーキ作り。夕方はまた、別の所でコンサートと彼女もストレスに満ちた一日。ケーキはブリギッテの会社の同僚からの注文で、彼女のアルバイト。昨日は隣人からの注文でケーキを焼き９€稼いだそうだ。(^_^)　

ユリアは今日アビトゥーア(Abitur)の点数を貰ってきた。「数学」は14点(15点満点)で今年の卒業生57人の中で一番だったそうだ。物理が上手くいっていれば、もっと良い点数が望めたようだが、まあまあ、当人も納得しているようで何より。これで13年間の彼女の学校通いも終了した事になる。これからの道は当人の精進と希望しだい。夜は彼女の友達が10人くらい来訪。わが家で軽食をとり、Sekt で乾杯したあと何処かへ全員で繰り出すらしい。(^_^)
 

Posted: 2005年06月06日 (月) at 17:25 




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