政治キャバレー、ベルリンでは半分観光アトラクションなのか(ぴかチュウままさんのコメント期待してます)存続している様ですが、ミュンヘンでも健在なのですね!パリにも「ブルヴァール」とか呼ばれる政治風刺寸劇がありますが、ゲラゲラ笑えるためには、やはり俗語と政界事情についてかなりの知識が必要です。昔ミュンヘンの「こうもり」でも、フロッシュ役の役者(O.シェンクではなかった)がF.-J.シュトラウスに掛けた政治風刺やってましたが、サッパリ解りませんでした。 仏人音楽学者から、「自分がパリで見た最初のサロメはIngeBorkhだったが、数十年後声を失った彼女がミュンヘンのキャバレーで歌っているのを聞き悲しかった」と聞いた事があります。でも彼女はキャバレー・ソングをレコードにも入れてますし、その内1曲名を回想録の題「Ich komme vom Theater nicht los」に使っているところを見ると、確信のある仕事だったのかも知れませんね。