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2006年11月30日

柴犬と MacBook

曇り / 外気温6度
7時20分起床。太陽が見えず気温も6度止まりという比較的寒い日だったがシンとした空気感が漂うおだやかな日だった。夜の "Orphée et Eurydice" は今夜も非番。

路面電車で隣の奥さんと一緒になった。彼女は50歳を過ぎたばかりだが、去年アビトゥーア(Abitur)を取って、今年からミュンヘン大学で心理学を勉強し始めた頑張り屋。膝の上に重そうなラップトップを抱えているので「毎日それを持って通ってるの?」と訊いたら「アンナは持ってないの?」と逆に尋ねられた。

なんでもミュンヘン大学内は無線LANが使えるそうで、講義やレポートの発表の時などにはラップトップが必要なのだそうだ。話を聞くとパワーポイントを使うことが多いらしい。アンナも欲しいのかも知れないと思いながら彼女と別れた。

午前中は10時半から12時まで音楽稽古があって出掛けたが、その途中で子犬を連れた女性に出会った。その犬が普段余り見ない種類の犬であったのと、なんだか懐かしさをおぼえたので種類を聞いてみたら Shibainu と答えた。ハンブルクに柴犬を扱う業者がいるそうである。彼女は、可愛い犬だけれど頑固なので躾けるのはとっても大変だと言っていた。

帰途、また Suzuki に立ち寄り見終わったものを返却して、新しくDVDを借りてくる。店の人も「凄いスピードでご覧になりますね」と驚いていた。あまり自慢にはならない。(汗) 帰宅して早速 23/24 話を見る。本能寺の変はとてもあっさりと通り過ぎてしまった。山内一豊・千代の夫婦を描くのがこのドラマだからそれで良いのかも知れない。

午後アンナにラップトップの件を聞きただしたら、やはり大学ではパワーポイントを使って発表したりすることが多いそうで、貯金をしてノートブックを買うつもりだと言う。う〜ん、iMacを買うつもりでお金を貯めていたが、ここはアンナに MacBook を買って与えるのが先かな。わたしはまだ決心が付かないので、彼女には早まって Windows 機を買うのだけは待てとだけ言っておいた。

夕方帰宅したブリギッテに、今朝会った柴犬のことを話して聞かせたら「日本の犬だけじゃなく、日本人の男も躾けるのは大変よ」という返事が返ってきた。なにをぬかすか!(笑)