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2007年08月07日

2年ぶりの日本

火曜日・晴れ / 外気温32度
この季節、日本はドイツの7時間先を行っている。飛行機で日本へ行くと言うことはそれを追いかけていることになる。だから何度計算して解ったつもりでいても、身体がついて行かないものだからまたうやむやになってしまう。というわけで久し振りの日本から第一報。

飛行機の中はやはりとても窮屈だった。救われたのは通路側の席だったこと。これは精神的に非常に楽である。今回は日本で演奏会があるとかではないから、余り神経質になることもなかった。だけどやはり意識して水分を定期的にとるようにしていた。

機内では無理に眠ろうとはせずに自然に任せた。どうやら3本の映画を上映していた間はかなり眠っていたようである。これが時差ボケ防止のために良いことか悪いことか、あと数時間したら答えが出るだろう。真夜中にポーンと目が冴えてしまったりしたら機内で眠ったのは間違いだったということになる。(笑)

成田に着いてからの行動はまったくスムーズに予定していたとおりに進む。入国審査もほとんどフリーパスだったし、ミュンヘンー成田間の直行便だから荷物がなくなるということもあり得ない。入国してから早速 Japan Rail Pass の手続きをする。それも素早く片付いて Narita Express で品川へ。

駅前のホテルロビーにあるキャッシュ自動支払機で日本円を引き出す。時計を見ると午後1時半を過ぎたところでちょっとお腹が空いてきた。いろいろな人が教えてくれたようにかなりの暑さだけれど、あえて今回の日本第一食は「野菜ラーメン」と「焼き餃子」にした。この辺はオペラ引っ越し公演の時に泊まるホテル近くなので土地勘に不安はない。もう何度も食べたことのあるラーメン屋さんへ直行。

もう、感激するほどおいしい!ここ数ヶ月、ミュンヘンでもラーメンが食べたいと思うときも度々だったが、そのたびに「もう少したてば日本でラーメンが食べられるのだから」と我慢していたのである。それは充分に報いられた。お値段も680円+370円と、円安のおかげでこれも感涙もの。

今夜の宿はインターネットで予約しておいた、大井町駅前のアワーズイン阪急ホテル。足の便がいいのと屋上にある大浴場が嬉しい。宿賃は税込みで ¥5,500 とこれも格安。2時半頃にチェックインして早速大浴場に飛び込んだ。まことに気持がよい。

お風呂に入ったあとは眠気に襲われるかと思っていたがそれもなく、汗がひいたあと大井町駅近辺の店を見て回る。かなり大きな Book Off のお店があって最初はじっくりと見ていたがすぐに疲れてしまった。余りにも情報が多すぎるのである。長旅で疲れていたせいか、やはり一番楽しかったのは夕暮れ時の食品売り場を見ていた時。色とりどりのおいしそうなお総菜が活気溢れる雰囲気の中で売られていて、お腹が空いているときだったら衝動買いをしてしまいそう。

再びホテルに戻り、このエントリをアップしてからもう一度大浴場で一風呂浴び、そのあと就寝の予定。