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2007年08月08日

東京→猿倉温泉

水曜日・晴れ→雨
4時半起床。今日は東京を発って、友人の待つ猿倉温泉へ移動。東京は朝のうち、今日もまた暑くなりそうな天候だったが、盛岡あたりから雨になり、猿倉温泉のある八甲田山中も小雨であった。早速の温泉三昧。

昨夜はずいぶん寝たなと思って目が覚めて時計を見たらまだ夜の22時50分だったのでビックリ。ほんの数分しか眠っていなかったのだ。「参ったなぁ、やはり時差ボケか」と思っていたらエアコンが付きっぱなしだったのに気がつく。目が覚めて良かった。そのままだったら風邪を引いたかも知れないところだった。次に目が覚めたときには朝方の4時半頃。まあ、これも軽い時差ボケには違いないだろうけれど、グッスリと眠れたし、夜中の2時頃に目が覚めてそれからあと眠れないよりはずっとましである。6時になるのを待って大浴場へ行き一風呂浴びる。極楽、極楽。7時にお粥の朝食を食べたあと、ホテルのロビーでメールチェック。その後部屋へ戻り、荷造りをして9時にチェックアウト。東京駅へと向かう。

ここでハプニング。青森に向かう東北新幹線のホームで待っているときに、友人の後ろ姿を発見。彼は仕事で仙台へ向かうとのこと。この広い日本でこんな偶然に出会うなんてまったく驚き。彼とは今月末に連絡を取って会うつもりでいて、彼に手渡すオペラの DVD も持ってきていたので、その場で彼に受け取って貰う。同じ列車「はやて13号」だったが、彼は会社の同僚と違う箱に乗るということでそこでお別れ。今回の旅はなんだか幸運が付いているような気がしてきた。(^_^)

大宮を過ぎたあたりから瑞々しい緑の田園風景が車窓の外を流れ出す。これが私にとっては懐かしい日本の風景である。盛岡の手前ぐらいから雨が降りだし、東京を出発して3時間後に八戸駅に到着。2年ぶりの友人との再会である。

ちょうどお昼時でもあるので、これも2年前に行って好印象だったお寿司屋さんで昼食とする。ここは形としては回転寿司なのだがすごく大規模。寿司ネタも豊富で新鮮なことから、新幹線で食べに来る旅行者もけっこういるとか。わたしたちも最初は長い列の後ろに並び44番の番号札を貰った。友人と積もる話が弾んだせいかあっと言う間にわれわれの順番が来て入店。期待通りのおいしいお寿司をたらふく食べて大満足であった。

その後、彼の旅館で使用する買い物に付き合い、夕方に猿倉温泉に到着する。暖かい笑顔で迎えてくれる友人の奥様も2年前とまったく変わらず、ただ今回違うのはブリギッテがいなくて私一人の訪問であることだけ。荷物を置いてから、なにはさておいてもと温泉に飛び込む。ふ〜ん、極楽!

お昼に満腹になるほど寿司を食べて数時間しか経っていないのに、用意してくれていた夕食もペロリと平らげ、これも温泉効果かと思う。夕食後、友人夫妻と別室でしばしの歓談。10時半を過ぎる頃からさすがに眠くなってきて今夜はお開きとする。就寝前にまた温泉に浸かりホカホカとする身体で眠りにつく。今夜は多分素晴らしい睡眠となるだろう。