久しぶりの「さまよえるオランダ人」である。今夜のタイトルロールは Alan Titusで、彼がミュンヘンでこの役を歌うのは確か初めてだと思う。
いつ聴いても Alan Titus の声というのはの上質のビロードのような肌触りがあって私は好きなんだけれど、この役にはもうちょっと刺々しい感じの声の方が合っているのかもしれない。舞台の袖で聴いていてそんな事を思っていた。
今日はその他のソロ歌手陣も強力。オペラが終わったとたんに天井に近い客席からブーの声が掛かったが、アッという間にブラボーの声に消されてしまった。ソロ歌手陣や合唱に対してはかなりのブラボーが飛んでいたので、演出面に対する不満だったのかもしれない。
Musikalische Leitung: Philippe Auguin
Inszenierung: Peter Konwitschny
Bühne und Kostüme: Johannes Leiacker
Licht: Michael Bauer
Produktionsdramaturgie: Werner Hintze
Chöre Andrés Máspero
Daland: Peter Rose
Senta: Anja Kampe
Erik: Robert Dean Smith
Mary: Cynthia Jansen
Der Steuermann: Kevin Conners
Der Holländer: Alan Titus
Das Bayerische Staatsorchester
Der Chor der Bayerischen Staatsoper
Der fliegende Holländer から2008年5月11日に引用
- Posted by 【篠の風】 at 23時50分
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