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2008年11月14日

楽しかった休日

金曜日・曇り / 外気温7度
7時起床。一日中曇り空だったけれど今日は休日。どんな天気でも休日は楽しい。(^_^) やりたいと思っていたことを2つともこなすことができて、いい一日だった。

 

まず午前中は「日本人クラブ」(Japan Club) まで本を返しに行く。また新しく宮部みゆきの本2冊と、初めて読む作家の単行本を1冊借りてきた。その後で Ludwig Beck に立ち寄り別エントリで書いたCDを買って帰る。

昼食は昨日の残り物「鶏のショウガ焼き」を卵でとじて親子丼風にして食べる。想像していたとおりのおいしさで、おかわりを控えるのに苦労したほど。(^_^;) その後コーヒーを飲みながらようやくメールチェック。

午後になって、またまた外出。今度は行きつけのオーディオ店へ。今日と明日の二日間、Martin Logan CLX + McIntosh のデモをやるという通知が来ていたので楽しみにしていた。明日は仕事があるので聴きに行けないから、今日しかない。長年使っているわたしのスピーカーがアクースタット(Acoustat) のコンデンサー型スピーカーなので同類の Martin Logan はいつも気になる存在。これまでの Martin Logan のデザインは好みの分かれるところだろうが、わたしは好き。

image わたしが店に入ったときにはすでに説明が始まっていたが、うまいこと席が見つかった。初めてみるスピーカーだが、どうやらこれまでのハイブリッド方式(高音はコンデンサー型、低音は普通のウーハーを入れた箱)とは違ってフルレンジ方式のようだ。これは楽しみだとワクワクしながら話を聞いていた。ちなみに値段はお高くて250万円ぐらいするらしい。とても手の届く金額ではないので完全に野次馬である。(^_^;)

それにしても McIntosh のアンプ群は美しい!意識して少し落とした照明の中で、マッキントッシュ・ブルーがひときわ引き立っている。このアンプもわたしには高嶺の花。一番上に乗っているのはアナログ・プレーヤー で、つや消しのアクリル性ターンテーブルの内側からこれもマッキントッシュ特有の緑が当てられ、うっすらとエレガントに光っている。その前のパネルとのバランスに違和感を感じたが、これは好き好きだろう。

説明の後、いよいよCDをかけてくれたのだが、一瞬「アレッ?」と思ってしまった。もう少し抜けの良い透明な音を期待していたのだが、どうも窮屈な感じ。特にフォルテッシモでその傾向が強い。しかし、この場所で音質云々というのもナンセンスな話だし、こんな大音量でわたしが聴くことは絶対にないから結局、判定は難しかった。大事なのはこのスピーカーに惚れるかどうかだろう。惚れてしまえば、何とか鳴らそうと努力はするし、し甲斐のあるスピーカではあると思う。しかし、このデザイン、わたしは好きになれそうもない。

帰宅してからブリギッテが勤めから戻ってくるまで、自分のステレオ装置で簡単に確かめてみたけれど、わたしのも、そんなに捨てたもんじゃないと思った。普通は超弩級のステレオ装置を聴いた後で自分のものを聴くとがっかりすることが多いのだが。(^_^;)