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2009年06月08日

"Aida" の Premiere (追記あり)

いよいよ今日は Premiere である。Hauptprobe, Generalprobe と声をセーブして歌わなかったアイーダ役の Kristin Lewis も今夜は全開。歌手陣はみな安定していて危なげなかった。舞台機構もスムーズに動いていたと思う。

わたしは第一幕、第二幕を終了後すぐに着替えて帰宅。そのあとはライブ放送をしていたラジオをわが家で聴いていた。終幕後のカーテンコールはやはり演出チームにかなりのブーが出ているのが聞こえた。演出チームにブーが出るのは普通のことなのだが、今夜はちょっとその音量が大きかったように感じた。

Besetzung

Musikalische Leitung: Daniele Gatti
Inszenierung: Christof Nel
Bühne: Jens Kilian
Kostüme: Ilse Welter-Fuchs
Licht: Olaf Winter
Choreographische Arbeit: Valentí Rocamora i Torà
Konzeptionelle Beratung: Martina Jochem
Chöre: Andrés Máspero
Dramaturgie: Olaf A. Schmitt

Amneris: Ekaterina Gubanova
Aida: Kristin Lewis
Radamès: Salvatore Licitra
Ramphis: Giacomo Prestia
Amonasro: Marco Vratogna
Der König: Christian Van Horn
Ein Bote: Kenneth Roberson
Eine Priesterin: Angela Brower

Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper

Aida から引用
<追記>:2009年6月9日
Premiere の翌朝劇場に行ってわかったことだが、昨夜のカーテンコールの時には指揮者の Daniele Gatti に対してのブーがかなり出たそうである。わたしはラジオで聴いていたからその辺はわからなかった。初日にブーが出るというのは、まあ、恒例のようなものだから割り引かなくてはならないのだが、二回目の公演からの聴衆の反応がどうなるのかが注目である。わたし自身はとても良い指揮者だと思うので彼に対するブーというのは意外だった。