« ハードスケジュールが始まる | Main | 整理術 »

2009年06月16日

今日も二回の舞台稽古

火曜日・雨、晴れ、曇り / 外気温22度
7時10分起床。今日の天気は雪以外は何でもありという感じでめまぐるしかった。午前と夕方からの二回の舞台稽古。

9時06分のトラムに乗ろうとして家を出たら停留所にはずいぶん多くの人が待っている。隣家の男性もそこにいたので、訊いてみたらトラムの故障だという。しばらく待っていてもなかなか電車が来ない。待ちくたびれた人やどうしても時間に縛られている人などはタクシーの相乗りでそれをやり過ごしたようだ。わたしは、合唱事務所に電話を入れ舞台稽古には遅れることを連絡し、おとなしく待っていた。

その間には雨もかなりの勢いで降ってきたりして、なんだか妙な天気だと思いながら30分も待っているうちに代替バスが来てそれに乗った。立ち稽古には約40分ほど遅れたが、どうということはない。想像していたとおり、昨日やったことの繰り返しだった。

今日も手狭な練習舞台・Rennert Saal での立ち稽古だったが、演出家が来て直接振り付けたので昨日、演出助手がやっていたほどの隔靴掻痒感は感じなかった。第二幕のほとんどの部分を演出して、13時に終了。

今日は火曜日であることを思い出し、 Rosenheimerplatz の鶏の丸焼きを買って帰ることにした。久しぶりに Isartor からSバーンに乗る。昨日作った麻婆豆腐がまだ冷蔵庫の中に残っているが、これを昼食に食べて、鶏の丸焼きは夕飯の方に回す。足のふくらはぎにちょっと張りが感じられる。舞台稽古で立ち続けたせいだろう。一時間ほど昼寝をする。3時半頃に目覚め、コーヒーを飲んでからしばらく Blog の巡回をして5時過ぎに再び劇場へ。

夕方のプローベはソリスト陣も加わってのもので、これならソリスト達の歌う歌詞に明確に反応できて、ストレスは溜まらない。最初からそうして欲しいと思うのだが、ソリスト達を疲れさせないための配慮だろうか。

今日は第二幕の合唱の絡む場面だけだったが、かなり期待できるソリスト陣である。現在の時点でハッキリしたことは言えないが、Heinrich der Vogler 役の Christof Fischesser、それと Heerrufer des Königs 役の Evgeny Nikitin は他のソリストに較べるとちょっと弱い感じがする。

プローベが終わったあと、昼間と同じく Isartor からSバーンに乗り、バスで Ostfriedhof まで、そしてそこからは Tram で帰宅した。通い慣れた道のせいか、こちらの方が落ち着く。