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2009年07月15日

ローエングリンの四回目

四回目の公演。ソリスト陣は Premiere からそのまま変わらず。

人間だからその日によって体調も違うから、歌唱の出来にばらつきがあるのは当然だが、全員が高い水準を保っているのは驚きでもある。Telramund 役を歌っている Wolfgang Koch はその間にパレストリーナの重要な役を2回も歌っている。一流の歌手というのはスタミナも必要だということなのだろう。

終演後、帰宅途中の S-Bahn の中でファースト・バイオリンの Y さんと一緒になった。彼女は 今日の公演が一番良かったと思うんだけど、と感想を述べていた。同じ空間の中にいても聴く場所によっても、その人の立場によっても受け取り方が違うのが面白い。

あくまでもわたし個人の感想だが、 Jonas Kaufmann の声に疲れが見えるように思う。フォルテ、フォルテッシモは相変わらす輝かしいのだが、弱声に少しざらつきを感じた。気のせいなら良いのだが。

Besetzung

Musikalische Leitung: Kent Nagano
Inszenierung: Richard Jones
Bühne und Kostüme: Ultz
Licht: Mimi Jordan Sherin
Chöre: Andrés Máspero

Heinrich der Vogler: Christof Fischesser
Lohengrin: Jonas Kaufmann
Elsa von Brabant: Anja Harteros
Friedrich von Telramund: Wolfgang Koch
Ortrud: Michaela Schuster
Heerrufer des Königs: Evgeny Nikitin
Edler 1 / Brabantischer Edle: Francesco Petrozzi
Edler 2 / Brabantischer Edle: Kenneth Roberson
Edler 3 / Brabantischer Edle: Christopher Magiera
Edler 4 / Brabantischer Edle: Igor Bakan
4 Edelknaben: Tölzer Knabenchor

Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper

Lohengrin から2009年7月15日に引用