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2009年07月23日

強烈な暑さ

木曜日・晴れ / 外気温35度
7時10分起床。この夏1番の暑さだったろう。気温は35度まで上がった。日中は時に堪えられないほどの暑さだったが、夕方から雨になる。明日からはまた下り坂になりそうだ。

朝から今日も素晴らしい天気になりそうだった。10時から Otello のオーケストラ合わせがあった。休憩を挟んで合唱は2時間、そのあとソリスト陣は残って続けたようだ。 Otello 役の Johan Botha と Desdemona 役の Adrianne Pieczonka の二重唱は聴いていてウットリするほどの美しさ。 Johan Botha はピアノの表現も素晴らしい。彼の体型さえ見なければ (^_^;) 本当に感涙ものの Otello だと思う。

プローベが終わって外に出ると、まるで日本にいるかのようにムワッと熱気が身体を包んでくる。こんな事は一年に二回くらいあるかどうかという暑さである。 Tram の中がまた凄かった。冷房車などではないからガラス窓から容赦なく差し込んでくる熱線に背中を汗がツゥッと流れ落ちるのを感じる。帰宅して家の中に入った途端にヒンヤリとして生き返った心地。

今夜の公演 Luisa Miller は控えに廻っているのだが、同時に Idomeneo を Cuvilliés-Theater でやっているので、そちらのほうにもテノールがとられる。あと一人病欠だったらわたしが出なくてはならないところだったが、それはなくて済んだ。(^_^)

そのおかげで今夜は演劇を観に行くことが出来た。隣家の医者の招待でBayerisches Staatsschauspielで行われた Turandot

どんなものかと思っていったら、筋はオペラのそれと全く同じもの。舞台は三分割された廻り舞台で、問答の場面はテレビのクイズショーそのままだった。(笑) ところどころ音楽も流れたりしたので、休憩無しの一時間という上演時間も短く感じたほど。

終演後は総勢13人で劇場正面の SPATEN HAUS で簡単な食事。帰宅は今夜も0時を過ぎてしまった。