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2009年07月25日

病欠

土曜日・晴れ時々雨 / 外気温20度
7時起床。朝、眼が覚めてみると微熱があるような感じでだるい。今夜は Otello の公演があるのだが、病欠届けを出すことにした。ベッドにおとなしく横になっていなくてはならないほどではないのだが、昼過ぎから居間のソファの上で熟睡。夕方から少し楽になる。

去年までは疲れていても「シーズン最終日の7月31日までは頑張らなくては!」と思って務めてきた。そして夏休みに入った途端に3,4日、時には一週間ほど寝付くということが多かった。今年の Festspiel は例年になくハードスケジュールだったので7月半ば頃から疲労が溜まっているのを実感する。

Lohengrin が終わってホッとするまもなく Macbeth、Nabucco というけっこう大変なオペラが続いて今週はその疲れがピークに達したようだ。昨夜の日記にも書いたがそれが声の面にも影響を及ぼしているのを感じて、今日の病欠ということになった。正しい判断だと思うのだが。

病欠届けを出した後は気分的に吹っ切れたのか、身体が軽くなったような気がした。ソファの上に横になっての眠りはいつもより深かったような気がする。ブリギッテは今日は土曜出勤で午後3時過ぎの帰宅。

今夜は SAT3 というテレビ局から先日録画した "Lucrezia Borgia" が放映されるというので、 iMac で録画することにした。タイマーをセットしておいて始めだけ見るつもりだったのだが、ついつい最後まで見てしまった。

タイトルロールを演じた Edita Gruberova は劇場の舞台上で演じているのを距離をおいて観客席から見れば違和感はないのだろうが、性能の良くなったカメラの映像はやはり彼女の年齢を正直に伝えてしまう。アップになった画像は見るのがちょっと辛かった。