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2009年07月29日

爽やかな休日

水曜日・快晴 / 外気温28度
6時45分起床。せっかくの合唱の休日だったけれど、早起き。ブリギッテの叔父さんが今日は70歳の誕生日を迎えたので、そのお祝いに駆けつけた。その後はなにも予定は無しで、素晴らしい夏の爽やかな日をゆったりと過ごした。

公式の誕生パーティは明後日31日でそれには招待されているのだが、この叔父さんには昔からいろいろな面でお世話になっているので、誕生日当日に何か感謝の気持ちを現したかった。

とは言っても、お金で買えるプレゼントというのはなかなか難しい。わが家の財政状態が現在はゆとりがないということと(^_^;)、ありきたりのものを贈っても喜ばれないかもしれないという危惧があった。そこで今回はカローラと彼女のボーイフレンドを雇ってフルートとピアノの演奏をプレゼントすることを計画。

朝8時過ぎに彼の家の玄関の前に大きな段ボール(引っ越しの時に用いる最大の箱)の中にカローラを入れてセロファンと大きなリボンで装飾し、呼び鈴を押す。彼が出てきてその箱を開けると中にはフルートを手にしたカローラが入っているという段取りである。

彼の家の大きな居間には手入れの行き届いたベーゼンドルファーのグランドピアノがあって、度々ハウスコンサートが開かれる。二人の演奏も全てがうまく事が運び、このアイデアは成功だった。(^_^)

そのあとブリギッテを職場に送って行って帰宅。今日は素晴らしく爽やかな日で早速テラスに椅子と机を設営する。昼食には久しぶりにカレーを作った。それを食べた後わたしは一時間ほど昼寝。昨夜は4時頃眼が覚めてからそのまま寝付けなかったから睡眠不足であった。カローラは今夜もわが家に泊まるとかで、フルートの先生にお別れのプレゼントする工作に余念がない。初歩の手ほどきから教えてくれたこの先生を卒業して、Nationaltheater のフルート奏者の一人にこれからは教わる。

image image 左の写真がそれで先生にフルートのレッスンを受けているシーンである。人形、譜面台、ピアノ、などは粘度のようなもので作ってからオーブンで焼き上げていた。瓶は Sauergurke (キュウリの酢漬け)の空き瓶である。電球はいかにも大きすぎるのだが、これが手に入る一番小さなものなのだとか。日本だと何かしら市販のものを購入してプレゼントするのだろうが、ドイツ人はこんなものでも手作りのほうを喜んでくれる。

夕方、バイロイトからユリアがまた帰省してきて夕食は賑やかなものとなった。彼女はまた土曜日にはバイロイトへ帰っていくらしい。