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2010年03月17日

妻の誕生日

水曜日・晴れ / 外気温10度
7時起床。今日は妻の誕生日。今日の全ては彼女を中心に廻っていた。一年のうちでこの日だけはわたしが主役よ!ということである。それが何よりも嬉しいことなのだそうだ。

ブリギッテの説明によると、ドイツ人にとってクリスマスと自分の誕生日が一年間における最高、最大のイベントであるという。どちらも楽しいプレゼントは付きものなのだが、どちらかと言えばやはり 誕生日の方が嬉しいそうだ。クリスマスはキリスト教を信じる全ての人が祝う日だけれど、「誕生日」というのはあくまでも自分だけのイベントで自分が主人公だから。(^_^)

ということで、今日のわたしは 妻のしもべということになる。彼女は誕生日ということで今日は休暇を取った。わたしが最初にしたことは犬の "PABLO" の早朝散歩。少しでもゆっくりと眠らせてあげようということだ。幸いに今日は晴れ。早朝の散歩も全く苦にはならなかった。(^_^)

朝食の準備ももちろんわたしが全て整えておいたのだが、末娘のカローラが来るので彼女と一緒に朝食をとるという。わたしは10時からプローベがあったので一人で朝食をとって家を出た。母と娘の絆は夫婦のそれよりも強いということか。それに反論する気は勿論ない。(^_^)

昼食はブリギッテの希望で Münchner Freiheit にある回転寿司屋でということになっていた。彼女の知人からの情報で決めたらしい。総勢7人でそこに集合して食べたのだが、値段を考えればまあまあの水準。お昼時のサービスである金額を払えば何を幾ら食べても良いですよ、というものだ。もちろん飲み物は別料金である。

日本の回転寿司とはとても同列に論じられないようなもので、ベルトコンベアが二段になっているのにわたしはまず驚いた。観察してみると下段は寿司が、上段は餃子とかバナナの天麩羅とか中華風の得体の知れないものが走っている。寿司そのものも上に乗っている魚は「鮭」「鯖」「たこ」「イカ」ぐらいであとはアボカドとかカッパなどの海苔巻きが走っているだけ。これだと「寿司もある回転寿司」という名前の方が正確ではないかと思う代物だった。(^_^;) しかし、その値段を考えれば文句も言えないとは思う。

わたしは5時からプローベが入っていたので、家族とはそこで別れて劇場まで歩く。腹ごなしにと思ったのだが、けっこう距離があって疲れてしまった。劇場に着いてからカンティーネでコーヒーを飲んで一息つく。

プローベが終わって帰宅は7時半頃。ブリギッテは親類・縁者・友人・知人からのお祝いの電話で、今日一日はかなりのストレスだったらしい。しかし、それはそれで嬉しいらしく、誕生日を満喫していた。夜になって、明日、職場の同僚達に持って行くケーキを焼き始めている。わたしから見ればストレス一杯の一日のような気がするんだけれど、それでも楽しいらしい。(^_^)