夕食はイタリアレストランで

土曜日・雨のち晴れ / 最高気温19度

7時半起床。週末ということでいつもよりゆったりとした一日だった。朝のうちは夜来の雨が残っていたのだが、夕方近くになって晴れてきた。折しも今夜はサッカーのヨーロッパ選手権大会でドイツがポルトガルと試合をするとあって、ミュンヘン市内はどこか浮き足だった感じ。

朝食はごく普通の時間にとって、ブリギッテは彼女のお母さんと定例の買い物に出かけた。その間わたしはメールチェックをしたりしていたのだが急に「蝶ネクタイの結び方」に気をとられた。

今夜はブリギッテの勤め先の主人夫婦に夕食に招かれていて、その時に何を着ていこうかと考えているうちに「蝶ネクタイ」を思いついた。わたしの持っている何本かの蝶ネクタイはすでに結ばれた物を買ったりプレゼントに貰ったりしていたのだが、2本ほどは自分で結ばなくてはならなかった。その結び方がまだ習得出来ていたなかったのだ。

インターネットで調べてみると結び方を示したサイトはいくつか見つかったが、いざ自分で試してみるとどうもうまくいかない。1時間ほど格闘していてどうにか結べるようにはなったが人前に出て行くにはまだちょっと練習が必要だ。

ブリギッテが買い物から戻ってきて昼食を一緒に食べたあとわたしはいつもの昼寝。夕方、6時45分頃に家を出てミュンヘン市内のイタリアレストランに向かった。この頃には明るい陽の光と青空が見えるまでに天候が回復していて、今夜の ドイツ対ポルトガル の試合をパブリック・ビューイングで見ようとする若い人たちで電車の中は混んでいた。Universität 駅で降りて地上に出てみると Leopoldstraße は歩行者天国になっている。これも今夜のサッカー試合のためなのだろう。

今夜招かれたレストランは Osterila Italiana というイタリア料理店。戦災にも会わなかったらしく創業120年だというが値段もけっこう高め。わたしは魚料理を注文したのだが、味の方はそれほど感心しなかった。

たまたま来店していた前のインテンダント Sir Peter に会うというハプニングもあって23時前に散会。帰宅は午前0時を過ぎていた。