晴れてはいたが冷たい風

月曜日・晴れ / 最高気温21度

7時20分起床。朝からスカッと晴れ上がった日だったけれど風がけっこう冷たくて日陰に入ると夏とは思えない空気だった。

11時25分からの音楽稽古に出たのだけれど、肩すかしを食った感じでわたしにとってはあまり意味のないものだった。終わったのが12時だったから帰宅途中で昼食を取ることにした。

本来は久しぶりに「HAGURUMA」で食べるつもりだったのだが、気が変わって Viktualienmarkt 近くの「SYOYA」に入った。そこでうどんと巻き寿司のセットメニューを食べたのだが、焦点の定まらない感じで不満足。

今日の午後は次女が引っ越しの準備でわが家に来ることになっていたのでそれまで眠いのを我慢して待っていた。就職先の Prien のアパートに設置する中古の台所一式をインターネットで捜して見つけたのだ。彼女の本来の引っ越しは9月に入ってからなのだが、それまでの間わが家の空いている部屋を倉庫代わりに使うということ。

3人いる娘達はこれまでにも何度か引っ越しを経験しているがわたしは一切手伝わないようにしている。重い荷物を無理して運んで腰でも痛めたら大変だし、20歳を過ぎたらそういう事は友人たちをかり集めるとか業者に頼むとかで自分の責任でやって貰うことにしている。

夕方5時半ごろに家を出て劇場へ。今夜は ” Les Contes d’Hoffmann ” 。これも長いオペラで終了したのが22時30分頃。 Tram の接続が悪かったものだから帰宅は23時40分になってしまった。

” Les Contes d’Hoffmann ” の2回目

今夜の Rolando Villazón はほとんど沈没寸前まで行った。第一幕の出だしは前回よりも好調かと思える調子だったのだが、幕が進むごとにだんだん声が出なくなってきた。Giulietta との絡みでは高音をスルーし、中音域もかすれてきてこれは最後まで保つかどうかと不安になった。しかしどうにか最後まで歌い続けて事故は免れた。今夜は客席でも彼の必死の藻掻きが聞き取れたのではないかと思う。

Besetzung

Musikalische Leitung: Marc Piollet
Inszenierung: Richard Jones
Bühne: Giles Cadle
Kostüme: Buki Shiff
Choreographie: Lucy Burge
Licht: Mimi Jordan Sherin
Dramaturgie: Rainer Karlitschek
Chor: Sören Eckhoff

Olympia: Brenda Rae
Antonia: Olga Mykytenko
Giulietta: Anna Virovlansky
Cochenille / Pitichinaccio / Frantz: Kevin Conners
Lindorf / Coppélius / Dapertutto / Miracle: John Relyea
Nicklausse/Muse: Angela Brower
Stimme aus dem Grab: Okka von der Damerau
Hoffmann: Rolando Villazón
Spalanzani: Ulrich Reß
Nathanael: Dean Power
Hermann: Tim Kuypers
Schlémil: Christian Rieger
Crespel / Luther: Christoph Stephinger
Wilhelm: Andrew Owens

Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper