Mountain Lion をインストール

木曜日・晴れ / 最高気温30度

7時起床。今日は日本の蒸し暑い夏を思わせるような、ミュンヘンにしては珍しい天気だった。ミュンヘン市内は31度まで気温が上昇したらしい。カウントダウンの数字は「5」となったが午前中にプローベ、夜は公演とごく普通の日常だった。

今日のプローベは11時15分に出れば良かったのだが、明晩の「お別れパーティ」の飲み物(白ワインを18本、ゼクトを18本、ビールを40本)を楽屋の冷蔵庫に入れるためにいつも通りの9時過ぎに家を出た。わたしの楽屋の冷蔵庫だけでは入りきらないのであと2箇所の楽屋の冷蔵庫に入れて貰った。(笑)

プローベのあと、仲良くしている同僚の奢りでベジタリアン・レストランへ。彼がインターネットで探した Tushita という店でお昼の定食を食べた。まずくはないけれど3度3度の食事がこういう風だったら嫌だなと思う。やはり少しでも肉と野菜を食べないというのは我慢が出来ない。

帰宅して家の中に入ると冷やっとした空気が快い。メールチェックをしたあとに45分の昼寝をした。 MacBook Pro15(Mid.2009)と iMac (Eary 2008) のソフトウェアアップデートをしたあと MacBook Pro15(Mid.2009)のほうに昨夜ダウンロードしておいた Mountain Lion をインストールすることにした。出掛ける1時間前に始めたのだが終わりを見ることなく5時過ぎに家を出た。

今夜の公演は Turandot だった。配役は Premiere の時とほとんど同じで指揮者が替わっただけ。22時に終了して帰宅は23時前。さあ、あと2回の公演( Turandot とLa Traviata) を勤めればいよいよ年金生活者である。

“Turandot” の1回目

前回にこのオペラをやってからそんなに月日は経っていない。その時にはリューを中村さんが演じたのだった。今日の配役はほぼ Premiere の時と同じだと思う。

指揮者が Zubin Mehta から Dan Ettinger に替わってよりダイナミズムを強調する演奏になった。ちょっとあざといと感じる部分もあったけれどこのオペラはそれで良いのだろう。

主役の二人はむしろ Premiere の時よりも好調だった。ただ、リュー役の Ekaterina Scherbachenko は調子が悪かったのか、歌に迷いが感じられた。

Besetzung

Musikalische Leitung: Dan Ettinger
Inszenierung: Carlus Padrissa – La Fura dels Baus
Bühne: Roland Olbeter
Kostüme: Chu Uroz
Video: Franc Aleu
Licht: Urs Schönebaum
Dramaturgie: Andrea Schönhofer
Rainer Karlitschek
Chor: Sören Eckhoff

La principessa Turandot: Jennifer Wilson
L’imperatore Altoum: Ulrich Reß
Timur, Re tartaro spodestato: Alexander Tsymbalyuk
Il principe ignoto (Calaf): Marco Berti
Liu: Ekaterina Scherbachenko
Ping: Fabio Previati
Pang: Kevin Conners
Pong: Emanuele D’Aguanno
Un mandarino: Levente Molnár
Il principe di Persia: Francesco Petrozzi
Kinderchor: Kinderchor der Bayerischen Staatsoper

Bayerisches Staatsorchester
Chor der Bayerischen Staatsoper