完全休養日

金曜日・雨 / 最高気温12度

7時10分起床。今日は朝から夜まで雨が止むことなく降り続けたので完全な休養日となった。

シトシトと降る雨でもちろんウォーキングは無理。面白いことに映画をレンタルして観ようという気も起きなかった。午前と午後の2回、ピアノの前に座って声出しをした以外はしばらく振りにダラ〜ッとなにもしないで過ごした1日。

夕方になってブリギッテが帰宅。これで少し家の中が活気づいた。夕食はスペア・リブ。これはビールがすすむ。
まあ、こんな日もあっていいかと思う。

映画 “To Rome with Love” を観た

木曜日・薄曇りのち雨 / 最高気温24度

7時10分起床。今日は午後4時ぐらいまでは薄日も差していてちょっとだけ夏らしい天気だったがそのあと雨になった。

午前中はまたまた iTunes から映画をレンタルして観てしまった。ドキュメンタリーもので最後の方は少々退屈だった。そのあと、兄が送ってくれたこれもドキュメンタリーの DVD「海上保安官が見た巨大津波と東日本大震災復興支援」を見る。

後者の DVD は1年以上経った現在でも見ているのが辛くなってくる。そのあと気を取り直して声出し。昨日に続いて今日もウォーキングに行こうというモチベーションが湧かなかったのだが、DVD を見て 気分が滅入ったのでそれの解消には身体を動かすのが一番と思って外に飛び出した。

幸いこの時間はまだ薄日が差していて8723歩・78分を歩いて帰宅した。幸運だったのは家に着いて間もなく雨が降り出したこと。(^_^)

ブリギッテから電話がかかってきて今夜、映画の切符を予約したという。『To Rome with Love』という映画で “Midnight in Paris” が好評だったウディ・アレン監督作品である。今回は彼自身も俳優として出演。そう言えば数週間前にこの映画をブリギッテと話題にしたことがあっていつか観に行こうと言っていたのだった。

ブリギッテは7時頃に帰宅。夕食はわたしが昨日試食しておいしかった「豆腐ぶっかけご飯」。出し汁とネギのみじん切りは既に作っておいたからササッと食べ終わった。想像していたとおりブリギッテにも「これ、おいしいじゃない!」と好評で、わがやの Schnell Inbiß メニューに加わりそう。(笑)

映画は今日から封切りということでほぼ90%の入り。映画自体も楽しくてわたしも声を上げて笑ってしまう場面がいくつか。ウディ・アレンの演技がやはりうまい。ネタバレになるからその内容は書かないことにする。

「豆腐ぶっかけ丼」を試す

水曜日・快晴 / 最高気温27度

6時半起床。昨日に続いて今日も暑い1日だった。天気予報によると今日がこの夏最後の暑い日となるようだ。

ブリギッテが出勤前の7時から水泳に行くというので付き合って早起きをした。しかし彼女はすぐに帰宅。7時開場というのは金曜日だけなんだそうだ。(^_^;) 朝食を終わって彼女が家を出ていったのはいつもの時間なのだけれど、わたしはそれまでに身支度も調えていたから今日は長い午前中となった。

昨日に続いてわたしの体調が少し疲れ気味なのを自覚していたので今日はおとなしくしていることに決めた。午前中は iTunes からレンタルした映画を見る。

正午になったのでこれも一度食べてみたいと思っていた 豆腐ぶっかけ丼 を作ってみた。想像していたような味がして、思ったよりもご飯に良く合うことがわかった。これからは冷蔵庫の中に豆腐の買い置きは欠かせないなと思った。(笑)

昼食のあとはまたまた iTunes からのレンタルで映画を見る。二本目のこれはあまり感心しなかった。これが消化不良だったのでもう一本見ようかと思ったけれどかろうじてブレーキを掛ける。振り返ってみると映画の三本立てというのは学生時代に見ただけである。あの頃は時間だけは潤沢にあったということか。

午後3時を過ぎる頃から庭仕事を30分ほどしたが、この時間はまだまだ太陽の光が強くてしっかりと汗をかいてしまった。この暑さも今日が最後かと思うと名残惜しい。

ブリギッテは定時に帰宅。一緒に夕食後にテレビでニュースを見たあと彼女の誘われるままに次の他愛のない番組を観てしまった。気がつくとわたしは見たくないというのに無理矢理誘ったブリギッテは椅子の上で居眠りをしている。(笑)

暑い日が戻ってきた

火曜日・晴れ / 最高気温27度

7時20分起床。今日はまた夏らしい日に逆戻りで、日中の最高気温は27度まで上昇した。しかし、朝方の気温の肌ざわりはもう夏は終わりだなということを確実に感じさせる。

ブリギッテを8時過ぎに送り出してからは一人だけの自由な時間。ゆっくりとシャワーを浴びてそのあとメールチェックなどをした。どうもちょっと疲れを感じていて今日はウォーキングを休んだ方が良いかなという気がしてきた。

10時頃から声の調整を1時間ほどして午前中はそれでお終い。昼食には一昨日の夜にブリギッテが作った Schweinebraten を食べたのだが作りたてよりもおいしく感じた。脂の部分が程良く肉の部分と調和していて熟成した感じ。

そのあと外出。11月の末まで Tram 路線の工事があって代替バスが走っているのだが、それがどうにも使い難くて外出するのが億劫になっている。今日は Japan Rail Pass を購入のために街へ出た。それだけの用件で外出するのは勿体ないので、その他にも片付けなくてはならないこまごまとした事柄を作って外出。

街中を歩いていた時はまた夏の暑さが戻ってきたかともうような気候。主目的を果たしたあとはMacのお店に立ち寄ってわたしの iMac (Early 2008) のメモリ増設について質問。買った当時に4GBのメモリを積んでいたのだが Mountain Lion にしたら動作が少しもっさりしてきた。どうやらわたしの iMac には Mountain Lion はちょっと荷が重すぎたようである。6GBまで増設出来るけれど効果は期待出来ないといわれた。

そのあと Rosenheimerplatz まで出てそこで食材を購入して帰宅。すっかり疲れている自分に気がついて改めてウォーキングは止めにした。ベッドに潜り込んで45分の遅い昼寝をして元気を取り戻す。

夕方になっても外は素晴らしい天気。買ってきた食材を使って久しぶりに「麻婆豆腐」を作る。ブリギッテは終業後に職場の皆とビアガルテンに繰り出したのでわたしは作りたての「麻婆豆腐」を肴に Weißbier をテラスで飲み始める。「麻婆豆腐」と Weißbier の作るハーモニーはなかなか。(笑)

iMac にも Mountain Lion をインストール

月曜日・晴れ / 最高気温 21度

7時20分起床。夏・8月にしては涼しすぎるかもしれないけれど透明感に満ちた空気が清々しい1日だった。しかし午前中は体調がおもわしくなくてちょっと憂鬱。首の部分にしこりが残っていてたぶん寝違えたのだと思う。

ブリギッテを送り出してからしばらくメールチェックなどをしてそのあとシャワーを浴びる。こんな体調の時の声がどんなものかを試す意味もあって少し声出しをしてみたがそれほど影響はなかった。

ブリギッテが主に使っている iMac(Early 2008年) はまだ Mac OS X Lion のままだったのだが、今日、 Mountain Lion をインストールすることにした。これまでわたしの MacBook Pro 15 にインストールして試していたが特に不具合もないので大丈夫だろうと踏んだのだ。

Mountain Lion OS 10.8 をインストールしたあとすぐに 10.8.1 にアップデート。そのあとディスク・ユーティリティでハードディスクの検証とアクセス権の検証・修復をしたからけっこう時間が掛かってしまった。

昼食のあと45分ほどベッドに横になり昼寝をしたら首筋の不快感もほぼおさまった。4時過ぎになってからウォーキングに出掛ける。太陽の透き通った光がまぶしいくらいだったが木陰はひんやりと涼しくてどこまでも歩いていけるような心地よさ。

しかし家まであと10分ほどの距離に来たときにガックリと力が抜けてしまった。急に血糖値が下がってしまったらしい。8796歩・77分を歩いて家にたどり着いてからすぐにチョコレートを口に放り込んでしばらくしたら快復した。(笑)

夕食はスパゲッティ・ペペロンチーニを作ろうと思ったが、テラスに元気よく茂っている赤ジソの葉を千切りにして赤唐辛子はカット。青紫蘇ほどの香りは出なかったけれどそれでもおいしかった。

食事の後片づけをしてから Tagesschau そしてそのあとの映画 Wüstenblume(砂漠の花) をブリギッテと見た。

プラス・マイナス・ゼロの日

日曜日・曇りときどき雨 / 最高気温19度

7時半起床。昨日に続いて、というよりは昨日よりもはげしい雨と曇り空の繰り返しだった。わたしがウォーキングに出掛けたのはその中の幸運な数時間だった。すごく得をしたような気分

昨日からブリギッテは朝一番で水泳に行く計画だったから彼女は8時過ぎまでゆっくりと眠っていた。プールが開くのが9時からだったらしい。彼女が1時間ほど泳いで帰宅するのを待って朝食。そのあとはお互いに好きなことをして時間を過ごす。

朝から雨が降ったり止んだりの天気だったのだが、午後2時を過ぎる頃に空が少し明るくなったのでウォーキングに出掛けた。家に帰り着く少し前頃に空が暗くなり始めたので早足で帰宅。9586歩・83分を歩いて帰宅してしばらくしたら激しい雨が降ってきた。

夕食には結婚した末娘が来訪。ブリギッテが退屈まぎれに食事に呼んだらしい。Schweinebraten を作ったのだが、今日はちょっと豚肉の匂いが残っていてわたしにはもうちょっとだった。(^_^;) Schweinebraten はやはり大量に作るレストランのものに一日の長がある。

8時過ぎから娘をまじえて3人で ZDF のドラマを見たのだが、これがなんともバカバカしいストーリーで時間の無駄だった。なんだかすごく損をしたような気分。ウォーキングが出来て得をしたと思ったのが帳消しになってしまった。まあ、こんな日もある。

めまぐるしい変化の天気

土曜日・曇りときどき雨 / 最高気温24度

7時半起床。今日のような天気はどう記せばよいのだろう。朝のうちは雨が降っていたのだがそれが止んで午後にはときどき晴れ間も見えたのだが夜になってまた雨となった。

わたしはいつもの時間に起きてブリギッテと一緒に朝食をとったあと、彼女はお母さんと週末の買い物に出かけたのでお昼近くまでは一人の時間が持てた。

正午前にブリギッテが帰宅。彼女はここ数日体重が増え続けているというので昼食はわたしだけが食べた。不思議に思うのだがわたしとほとんど同じものを、むしろ量の点ではわたしより少なく食べていてどうして彼女だけが体重が増加するのだろう。女性と男の体質の違いなのか。

昼食のあとしばらくしてわたしはウォーキングに出掛けた。お昼寝をするのが勿体ないような気がするし腹ごなしの意味もある。家に帰り着く頃には今にも降ってきそうに空が暗くなってきたが 8817歩・76分 を歩いて帰宅。

水曜日にわたしが住まいの掃除をかなり丁寧にしておいたのだが、ブリギッテは床の拭き掃除を始めた。わたしはベッドカバーとシーツの交換をする。

夕方6時半頃からテレビでサッカーのダイジェスト (Sportschau) を見ながら Weißbier を飲む。夕食のあとは録画しておいた “Der Vorleser” ー『愛を読むひと』という映画を二人で見た。ブリギッテはすでに原作の本を読んでいて映画を見るのはあまり気が進まないようだったが最後まで付き合ってくれた。

ブンデスリーガの幕開け

土曜日・雨ときどき晴れ / 最高気温24度

7時半起床。明け方5時近くに目覚めてしまい、それから二度寝を試みたのだが眠れずいつも通りの時間に起床。8時半からお客二人をまじえて朝食。彼たちは9時半に出発していった。

そのあとは寝不足も手伝って少しボンヤリとしていた。たった一晩の泊まり客だからそれほど大変ではなかったのだが、やはり気を使ったのか気分的に疲れるようだ。

午前中はシトシトと雨が降り続いていてこんな日は気分も晴れない。昼食のあとベッドに横になったらいつの間にか寝入ってしまい、いつもより長時間の昼寝をしてしまった。起きたあとは身体が怠い。

午後からは雨も上がって曇り空になったのでウォーキングに出掛けた。森の中は湿度が高い感じでジットリとした汗をかいてしまった。8553歩・74分を歩いて帰宅。すぐにシャワーを浴び洗髪もした。

ブリギッテは6時過ぎに帰宅してすぐに PEP へ。注文しておいた眼鏡が出来たという知らせがあったのでそれを受け取りに行ったのだ。彼女の帰りを待って夕食。昨日食べきれなかった「トルコ風ハンバーグ」を再び。

今日はニュース番組のあとでサッカーの試合が放送された。ブンデスリーガの開幕試合である。今年はブンデスリーガの50周年記念だそうで試合前にあまり垢抜けないセレモニーがあった。

試合は一昨年、昨年と2年連続でチャンピオンになったドルトムント対ブレーメン。圧倒的にドルトムントが強いだろうと思ったのだがほぼ互角に戦って面白かった。結局2−1でドルトムントの勝ち

友人夫妻の来訪

晴れときどき雨 / 最高気温27度

7時10分起床。わたしはその音に目が覚めなかったけれど昨夜もまたはげしい雷雨があったらしい。それが続いていたのか曇り空の朝。そして9時頃から雨が降り出した。

幸い、日中は昨日までと同じように晴れ上がりけっこう暑い日となった。今日は一晩泊まりでブリギッテの親友夫妻が来るので居間と台所、そして彼たちの泊まる部屋をかなり徹底的に掃除をした。こういう時でもないと真剣に掃除をしないのでお客があるということは良いことでもある。(笑)

昼食は昨夜の残りの味噌汁に玉子を落として、あとは昆布の佃煮とからし菜の漬け物とで済ませる。こういう昼食は嫌いではない。そのまま座っていると眠くなってくるのは分かっているので午後1時過ぎと暑い時間だったがウォーキングに出掛けた。8542歩・73分を歩いて帰宅しすぐにシャワーで汗を流した。

お客たちは夕方5時過ぎに来訪。ブリギッテはまだ帰宅していなかったのでわたしが彼女が帰ってくるまでおもてなし。昨日買っておいたノンアルコール・ビールがさっそく役に立った。喉は渇いていて飲み物が欲しいのだが夜になる前に酔っぱらいたくはない、というときにノンアルコールのビールは最適である。

彼たちと歓談しているうちにブリギッテも帰宅。先日トルコ人医師のお宅に招かれて作り方を習ってきた「トルコ風ハンバーグ」をオーブンで焼いてそれに、出来上がりを買ってきたソースを掛け、トルコ風に炊いたご飯を付けて供した。デザートは昨日のうちに作っておいた「ムース・ショコラ」に新鮮な苺を添える。

食事のあとも話は弾んで23時過ぎにお開きとなった。

夏の暑さも峠を越えた?

水曜日・晴れ / 最高気温29度

7時10分起床。昨日に続き夜中に雨が降ったようでテラスの朝顔の花には露が残っていた。昨日よりはちょっとだけ気温が低かったぶんだけ朝夕は凌ぎやすかった。しかし日中はまだまだかなりの暑さ。わが家は明日また来客があるので、そのための買い物をしなくてはならない。

ブリギッテは休暇明けで仕事が忙しくじっくりと買い物をする時間がないので今朝、出社前に片付けることにした。 わたしが一緒について行って、買い物のあとは彼女を地下鉄の駅まで送り、わたしは自宅に戻って冷蔵庫・冷凍庫に買ったものを収めるという作業になる。

9時半頃に帰宅してそのあとゆっくりとメールチェックなどをした。昼食は昨日の残りご飯があったのでまたまた炒飯にして食べる。そのまま家に居ると眠気が差してきそうだったので、カンカン照りの天気だったが森へのウォーキングに出掛けた。

しかし森の中は太陽が照っているところを歩いてもそれほど不快感がない。もちろん木陰になっている部分を歩くときは実に気持ちがよい。これは生い茂っている木々が呼吸しているからだと思う。しっかりと汗はかいたけれど8680歩・75分を歩いて帰宅。すぐにシャワーを浴びてスッキリとした。

夕方になってビールを買いに家を出る。今日はこれまでに飲んだことのない銘柄を買ってみようと思い Löwenbräu-Weiß とブリギッテ用にノンアルコールの Clausthaler を選んだ。 Löwenbräu-Weiß はたまたま安売りをしていて9.99 € だった。

5時半頃から夕食を作り始める。今夜はおそうざいふう。だし巻き玉子にテラスで育てている赤紫蘇の葉を巻き込んでみた。青紫蘇でないのが不安だったがおいしかった。加えて、ネギ入り納豆、辛子明太子、昆布の佃煮、ジャガイモとピーマンの味噌汁、ご飯、というもの。

帰宅したブリギッテはそれらをペロリと平らげたあと、水泳に出掛けて行った。

今日も真夏日

火曜日・快晴 / 最高気温31度

7時10分起床。昨日ほどではなかったが今日も30度を超す真夏日となった。こういう日を上手にやり過ごす方法も憶えたので精神的にはゆったりとした一日だった。

まず、起床してから住まいの窓を全て開け放してひんやりとした空気を取り込む。昨夜は雷も伴ったかなり強い雨が降ったので今朝の大気は一段と爽やか。朝食が済んでブリギッテを送り出してからもしばらくは窓を開けたままにしておいた。快い。

今朝は9時にピアノの調律を頼んであったので、調律師が来る前に窓を全部閉めた。次に全ての窓を開け放つのは太陽が西に沈んでからとなる。その間住まいの中の温度は25度ぐらいに保たれる。

ピアノの調律は1時間半ほどで終了。ここしばらくオクターブの響きが気持ち悪かったのだが、これでスッキリと気持ちよくなった。昼食は簡単にインスタントラーメンに玉子を落として済ませる。

午後は日本に送る郵便物をまとめたりしていた。午後2時半頃に森へのウォーキングに出掛ける。アスファルトの敷き詰められたミュンヘンの街を歩くのと違って緑の作る陰を縫って歩くのは気持ちの良いものである。たとえ汗をかいても街中でかく汗とはその質が違うようだ。7419歩・65分

夕方、ブリギッテから電話があり、娘のクリスマス・プレゼントに「ミシン」を買ったのだが重いから車で迎えに来て欲しいという要望。夏の真っ最中にクリスマスのことを考えるのも大変だなぁと思う。

夕食は昨日購入してあったチャーハンの素(エビ味)を使ってピーマンを加えてササッと炒飯を作った。ブリギッテは庭のミニ・トマトとサラダ菜で生野菜サラダを作る。今年のミニ・トマトは今日で全て食べ尽くした。

夕食のあとは庭にタップリと水を撒いた。

今年一番の暑さだったそうだ

月曜日・快晴 / 最高気温34度

7時20分起床。今日も暑かった。ラジオなどでは今日が今年一番の暑さだと伝えていたがそれが実感出来るほど。ブリギッテは2週間の休暇を終わって今日から出社。ということは今日からわたしは日中は一人だけの自由な時間が過ごせるというわけである。(^_^)

ブリギッテを送り出してから、まずは庭の植物たちに水やりをすることから始めた。今日はかなり暑くなるということなのでそれぞれの植物にタップリと水を与える。そのあとゆったりとメールチェック。

10時頃から声出しをしてまあまあの状態だったので一安心。そうしているうちに時刻は間もなく正午ということでわずかに空腹を憶えた。8月に入ってからはまだ一度も定番のケバブ屋さんに行っていないので今日の昼食はそこに決定。それだけのために家を出るのも無駄が多いので気になっていた買い物などをコンビネーションして出掛けた。

現在は Tram 路線の工事で代替バスが走っているのだが、これがなんとも使いづらい。Silberhornstr. で下車して銀行の用事を済ませたあと Rosenheimerplatz まで歩くことにした。しかし、今日の日射しの強烈なこと! 建物の陰のある部分を歩いて行かないと汗だくになってしまいそうだった。

久しぶりのケバブを食べて今度は Rosenheimerplatz から Isartor まで歩く。日本食品店の Suzuki さんに立ち寄り「チャーハンの素」と古本10冊ほどを購入。その近くに引っ越したという旅行会社 H.I.S に立ち寄り Japan Rail Pass の値段を調べた。現在は一週間のパスが292 € だという。これに手数料などが入るから300 € ということだろう。次は Conrad に立ち寄り台所の切れたハロゲンランプを購入。そこから Marienplatz まで歩いて U-Bahn に乗り帰宅した。

さすがに家に着いたときには喉がカラカラで冷蔵庫の中に冷やしてあった麦茶をたて続けにコップ3杯ほど飲んで一息つく。そのあとはお決まりの45分の昼寝。

夕方近くになってまた庭の植物への水まき。7時半頃にブリギッテが疲れた表情で帰宅。やはり2週間休んだあとの最初の日はペースが掴めないこともあって疲れると思う。

Bayreuth → München

日曜日・快晴 / 最高気温35度

7時半起床。知人宅の客間での目覚め。慣れないベッドと枕で昨夜はよく眠れるかどうか不安だったが街歩きの疲労とワインの酔いでグッスリと眠ることが出来た。

朝食のあと知人の案内でバイロイトの街を見学。彼はしばらく前にバイロイト市の観光案内人の免許を取ったということで、プロのガイドによる観光ということになる。

わたし自身にとっては何度もバイロイトに来ているし主だったところも観ているのでそれほど目新しいものではない。ブリギッテも親戚がバイロイト住人ということで同じようなものだが、きちんとした説明を聞いてみると見落としていたところや、気がつかなかった歴史などがかなりあることに気がついた。

それにしても今日のバイロイトは気温が35度まで上昇して日向を歩くのはかなりきつかった。そこで適当なところで観光を打ち切り知人宅に帰宅。そこでお茶とケーキとなる。15時過ぎの列車でミュンヘンへ向かった。今日も「バイエルン・チケット」使用である。

安いから文句も言えないのだが、ニュルンベルグまでの列車は冷房が殆ど利いていなくて蒸し風呂のような暑さだった。ニュルンベルグで乗り換えて乗ったミュンヘンまでの列車はさすがに冷房が効いていたが列車内の掃除が行き届いていなくてちょっと不快。

ようやくミュンヘンに到着してわが家に帰り着いたのは8時頃。まずはシャワーを浴びて汗を流し、昨日と今日の暑さで萎れてしまっていた朝顔などの鉢植えに水をやり、 Weißbier にありついてようやく自宅に帰ってきた嬉しさを感じた。

Nürnberg, Bayreuth へ

土曜日・快晴 / 最高気温32度

6時半起床。ブリギッテの2週間の休暇の最後はニュルンベルグ・バイロイトへの旅だった。主目的はバイロイトである。列車で行くか車で行くか最後まで迷ったのだが週末だからアウトバーンが渋滞するかもしれないという危惧から列車で行くことにした。それには Deutsche Bahn にバイエルン・チケットというカテゴリーがあり、二人で26 € で済むということもあった。当然ながら ICE を使うことは出来ない。

9時過ぎの列車に乗ってまずはニュルンベルグで下車。たぶん無理だとは思ったのだが運が良ければ公開中のデューラー展を観ようかと思っていた。バイロイトに住む友人がチケットを取ろうとしてくれていたのだが今日までそれが叶わなかった。ニュルンベルグへ向かう列車は立っている人もいるほどに満席でその多くの人がデューラー展を観に行くという人たちのようだった。聞けばその人達は既に数週間前にオンラインでゲットしているという。この時点でこれは無理だなという気がしていた。

バイロイトの友人とニュルンベルグで落ち合って、デューラー展は既に長蛇の列だということを確かめ、潔く諦めることにした。急遽ニュルンベルグ市街の観光に切り替える。考えてみればわたしもブリギッテもニュルンベルグをじっくり観光したことはないのだった。

折りからの素晴らしい天気のもと、コンパクトにまとまった起伏の多いニュルンベルグの旧市街をゆったりと見て回る。お昼を過ぎる頃にはかなりの暑さ。昼食はお決まりの「ニュルンベルグ・ソーセージ + ワイン・ザウワークラウト」を食べて大満足。メニューには6本、8本、10本、12本、から選ぶことが出来てわたしは自分の年齢を考えて8本を注文。しかし10本でも行けたと思う。(笑)

一通り旧市街を見て回ってから知人の運転する車でバイロイトへ。わたしはビールの酔いと満腹も手伝って1時間のドライブの間は爆睡。

バイロイトも暑かったけれど知人宅の緑の多いテラスに座って夜遅くまでワインと会話を楽しんだ。今回の招きは彼たち夫婦が6月16日にわが家を訪れたその返礼でもあった。

今日も素晴らしい夏の日

金曜日・快晴 / 最高気温26度

7時20分起床。いや〜、今日も本当に素晴らしい天気で実に清々しい1日だった。わたしはいつも通りの時間に起きていつも通りの午前中を過ごしていたのだが、ブリギッテも彼女の休暇を満喫していた。

わたしが居間でメールチェックや Twitter をやっている間、彼女はベッドの中で iPad にインストールしてあるゲーム “Angry Birds Seasons HD” で遊んでいたようだった。これは彼女が最近はまっているゲーム。(笑)

朝食はもちろんテラスで。このテラスで朝食をとれるというのがブリギッテの休暇にとっては大きな意味があるらしく今回は大満足の様子。例年だとトスカーナで夏の休暇を取ることが多いのだが、行き帰りで2日はやはり時間を取られてしまう。そのぶん自宅だとそのロスが少ないから、今年のような8月の気候だと凄く得をしたような気分になるらしい。

それでも彼女は午後は健康保険の書類を作ったり、娘たちの論文の添削をしたりで忙しくしていた。ちょうどお昼ご飯を食べようかと思っているところに長女の来訪。庭に沢山なっていたミニトマト、ニンジンとピーマンを細かく切って卵で閉じ、インスタントラーメンのトッピングとしたものをわたしが作った。トマトの酸味がかなり複雑で微妙な味をもたらした。(笑)

夕方4時頃になってようやく時間が出来たブリギッテは水泳に。わたしはその間50分ほど声出しをしてからウォーキングに出掛けた。5時過ぎの気候はとても快適で8827歩・76分を歩いて帰宅。同じ頃にブリギッテも帰宅。今日はとても混んでいて700メートルぐらいしか泳げなかったと残念そう。

わたしはシャワーを浴びたあとパジャマに着替えてまずは Weißbier 、そして赤ワインで締めて1日が終わった。

プリンターのカートリッジ交換

木曜日・雨のち曇り / 最高気温21度

7時20分起床。天気予報が告げたとおりに9時頃から雨が降り始め、午後にはそれも上がった。同じように今日の天気を予想していたアパートの管理人さんが朝早くから来て垣根の剪定をしていってくれた。

彼の仕事ぶりを朝食をとりながら室内から観察していたのだが、さすがにプロ! 1時間足らずの間にそれなりの形を整えて作業を終了していた。わたしがやったらほとんど半日仕事である。しかし、その出来映えにブリギッテは100%満足したわけではなさそうである。時間はかかってもわたしの仕事の方が丁寧だということだった。

9時頃から降り出した雨はかなり本格的でそれが正午ぐらいまで続いた。ブリギッテは今日もまた水泳に出掛けた。わたしはとてもウォーキングに出掛けられる天候ではないのでおとなしく家の中にいた。

午後2時過ぎにブリギッテと一緒に長女がアルバイトをしている店へ行って見ることにする。というのも彼女にとっては今日が最後のお勤めの日で9月からは新しい道に踏み出すことになっている。

帰路、ブリギッテと Marienplatz で別れて Conrad へ。プリンターのインク・カートリッジを買うためである。サードバーティ製のインク・カートリッジがどうしてもうまく動作しないので純正のインクカートリッジ買うことにした。覚悟はしていてもやはり法外な値段だと思う。わたしの使っているプリンター Canon/Pixus 850X というのは5本のインク・カートリッジを使うのだがこれを一挙に取り替えると約80€ 掛かる。ケチなわたしとしてはクラクラしてくる値段だ。(笑)

家に戻って早速取り付けてみるとさすがに純正、一発で認識してくれた。夕食はちょっと涼しい感じがしたがブリギッテの希望でテラスで食べる。21時半頃にはさすがに冷え込んできた。明日からはまた気温の高い日が続くらしい。

今年の8月は当たりかも

水曜日・快晴 / 最高気温28度


7時半起床。今日も気温は高かったけれど清々しい素晴らしい1日だった。心配していた昨日の背中の傷はかなり頻繁に夜中も Voltaren Emulgel という薬を塗ったので、朝起きたときにはほとんど痛みも消えていた。この塗り薬はよく効くので筋肉痛などには欠かせない。わが家の常備薬となっている。

ブリギッテは朝食のあとまたまた水泳へ。1000メートル泳ぐことに歓びを感じているらしい。今日は帰宅後「隣を泳いでいたわたしより若い人を軽々と追い越して泳いで来た」と自慢していた。それもまた泳ぐことのモチベーションになっているのだろう。(笑)

わたしはインクが残り少なくなってアラームが出ていたプリンター (Canon MX850) に新しいカートリッジを付け替える作業を始めたのだが、使っているカートリッジはキヤノンの純正ではないので、なかなか OK のランプが付かない。インク容量を司るチップカードをリセットしてやるのだが、「このカートリッジは認識されません」というダイアログが頻発するのだ。黒色2個、カラー3個のカートリッジが付いていて、このうちのどれかひとつが認識されないと印刷されないのだ。この調整は明日に持ち越すことにした。こんなに無駄な時間の掛かることなら、べらぼうに高い Canon 純正のインクカートリッジにすべきかなとも思う。

午後2時過ぎにウォーキングに出掛けた。日射しはかなり強かったけれど森の中は清々しい空気が満ちていてとても気持ちが良かった。今日はいつもと違うコースを辿ってみたが、雰囲気としてはもうひとつ。7889歩・69分を歩いて帰宅。

午後4時過ぎになって急に眠気が差してきたので、今日は居間のソファーの上で横になる。1時間ほどタップリ眠って元気になった。

夕食はブリギッテのお父さんの招きで近くのイタリア料理店へ。いつもはかなり混んでいるこの店も、今日はビアガルテンに行く人が多いのか割と空いていたので気持ちよく食べることが出来た。

帰宅してから食後のグラッパを飲みながら2時間ほどテラスで過ごす。22時を過ぎる頃になってようやく空気が冷たく感じられた。

ハイキング

火曜日・晴れ / 最高気温25度

7時20分起床。今日はブリギッテの希望で山にハイキングに行くと約束していた。前回は2009年の夏だったから3年ぶりのハイキングである。ミュンヘンに住んでいながら、これはさすがにわたしも “Nein!” とは言えない。しかし今回も前回と同じようにケーブルカーで頂上付近まで昇り、下りた地点でハイキングの真似事をしようという計画だった。

行き先は昨夜ブリギッテが決めた Rotwand bei Spitzingsee というところでわが家から車で1時間も掛からない。標高は1884m らしいがケーブルカーで昇るので高さを書いてもあまり意味がない。(^_^;)

朝食のあと8時半頃に家を出たのだが、ブリギッテが携帯のプリペイドカードを買うのを忘れたとか車のガソリンが残り少なくなっていたとかでアウトバーンに乗ったのは9時を過ぎていた。Schliersee を通り越したところにある目的地は意外に近くてわたしも驚いた。ケーブルカーの切符を買って(一人往復17 € )早速目的地へと向かう。

ここからが大誤算でわれわれが目的とした Rotwand はそこから1時間余りのかなり起伏に富んだ道を歩くのだった。わたしはと言えば「な〜に、普段から1日1万歩を歩いているのだから」とたかを括っていたのが歩き出して3分後にはその自信が崩れ落ちていた。改めて思った「山道は平地を歩くのとは違う!」(笑)

加えて途中の岩場でわたしは足を取られてしまい倒れたときに、木の枝に背中を打ち付けてしまった。そこから下に転げ落ちなかったのは幸いだったけれど一瞬「ウッ!」と唸ったきり声が出ない。ブリギッテに背中を見せたら血は出ていないけれど打撲したところが赤く腫れているらしい。試しに歩き出してみると左の足を上げると背中の左部分が痛む。

ブリギッテはそこから引き返そうかと提案してきたが、そこは歩き出して5分も経っていない地点なのだ。そこで引き返しては「男がすたる」(笑) とばかりに断って予定のコースを進むことにした。

Rotwand Haus という山小屋に着いたときはちょうど昼食時。注文したのは Lammgulasch + Spätzle そして Kaiserschmarrn。これは両方ともおいしかった。Lamm 肉はトロトロと軟らかく、Kaiserschmarrn は注文すると目の前でたっぷりのバターを流して一人前ずつ作ってくれた。この辺でわたしの悪かった機嫌もだんだん良くなってくる。お腹が空いて機嫌が悪くなるのは赤ん坊と一緒だとブリギッテに笑われる始末。Cosi fan tutti !

満ち足りてあとの復路であるが、これがまた曲者だった。今日は二人ともノルディック用の杖を持っていたのでそれが役に立ってくれたがそれでもケーブルカーの発着駅に着いたときには膝がガクガクだった。

午後3時過ぎにわが家に家にたどり着いてわたしはまず浴槽にタップリと熱いお湯を満たしてそれに浸かる。そのあと打撲傷の箇所に痛み止めの薬を塗り込みまずは睡眠。これは最高に気持ちの良い眠りだった。目が覚めたあとは元気になっていつも通りのペースに戻った。

快晴の週明け

月曜日・快晴 / 最高気温23度

7時10分起床。朝から雲ひとつない快晴日和。昨夜は末娘が泊まったので3人で気持ちよくテラスでの朝食。それが終わったあとブリギッテは彼女を送りがてら Wertstoffhof へ粗大ゴミを捨てにいった。

わたしはそのあいだに声出し。それを40分ぐらいしていたらブリギッテが戻ってきた。彼女は最終的に買い物もしてきたらしい。今夜はまた彼女の両親と二人の娘、それに娘の旦那を食事に呼ぶ計画を立てている。

わたしと違って彼女はなにもしないでグターッとしていることが出来ない性格だ。せっかく2週間の夏休み休暇を取ったのだからなにもしないで寝転んでいればいいのにとわたしなんかは思うのだが。

そのとばっちりがわたしにも飛んできていつの間にか今夜はわたしがカレーを作ることになってしまった。前菜はスペイン料理のトルティーア、メインはわたしが作ったカレーライス+野菜の浅漬け、デザートはラズベリーのテラミス風

午後、昨日と同じく彼女は水泳に、わたしはウォーキングへ。今日も彼女は千メートルわたしは9014歩・78分を歩いて帰宅。昼食はブリギッテが買ってきてくれたギリシャ風 Pizza を一人で食べる。彼女は昼抜き。それを食べてお腹が一杯になったところで昼寝を45分間。

わたしが寝ている間にブリギッテはデザートとトルティーアを作ったので、そのあとカレーを作り始めた。客たちは7時に来訪。それから10時頃までいろいろな話をしながら食事。10時半にお開きとなった。

皆が帰ったあとブリギッテはハイキングの本を引っ張り出してページをめくり始めている。明日はミュンヘンの近くの山に行くのだそうだ。山の麓から頂上までの全行程を歩くのがいいか、それともケーブルカーで頂上まで行ってそこを歩くのがいいかと聞かれたので、躊躇なく後者と答える。

オリンピックが終わったらしい

日曜日・晴れ / 最高気温22度

7時10分起床。ここしばらくは気温はそう高くはないけれど気持ちの良い日が続いていて、今日も明るい陽の光が溢れた良い日だった。

ブリギッテは北ドイツのおばさんへの定期長電話を昨日のうちに済ましていたので、起床してからしばらくしてプールが開く時刻を見計らって泳ぎに出掛けた。このところ連日出掛けているが泳ぐと体調の方も良いようだ。

わたしは彼女の戻ってくるまでインターネットで日本に帰国したときのプリペイドカードについて調べていた。朝食は例によってテラスで。そのあと彼女は長女の引っ越しの手伝いをするというので出掛けて行った。その前に両親の住まいに立ち寄ってこまごまとした用事を片付けたらしい。

わたしは午前中に少しだけ声出し。しばらくしてからウォーキングに出掛けた。太陽はほぼ真上から照りつけていたが木々の作る陰が気持ちよくて今日も 8863歩・76分 を歩いて帰宅。今日はそれほど汗もかかなかった。

サッとシャワーを浴びて汗を流してから、電気釜に残っていた冷やご飯を使って炒飯を作った。先日封を切った辛子明太子に付いていた汁を使ってみたがピリリとした辛さとうま味が絶妙の味。全部食べられないことはなかったがブリギッテに半分を残しておいた。

夕方4時を過ぎる頃になって急に眠くなり30分のタイマーをセットして遅い昼寝。夕方は西に傾いた陽を浴びながらの晩酌。(^_^)

ブリギッテは長女の荷造りなどを手伝って疲れ切って9時頃に帰宅。

隣家のパーティに招かれた

土曜日・晴れときどき曇り / 最高気温20度

7時10分起床。ブリギッテも夏休み中ということで、先日から2日続けて8時半以後の起床だったが、これでは午前中の時間が短すぎて勿体ないということでいつもの時間に起きることにした。年寄りのわたしとしては全く賛成である。(笑)

今日は彼女は起床のあとシャワーを浴びてすぐに買い物に出掛けた。彼女のお母さんは旅行中なので今日は彼女1人だったから1時間ちょうどぐらいで帰宅。ささっとと能率的な買い物が出来たようだ。

彼女が帰宅してからテラスでの朝食となったが、今日は空気がまるで秋のように冷たくて太陽が出ていないと寒いと感じる。2人ともセーターを着ての朝食だった。

午後に入ってすぐわたしはウォーキングに出掛ける。Tシャツ1枚で家を出たのだが、歩き始めて10分ほどは涼しいと言うより寒いと感じた。9183歩・80分を歩いてちょっとだけ汗ばんで帰宅。MBT の靴で歩き始めてから歩幅が微妙に小さくなったような気がする。そのぶん姿勢が良くなって腰に負担がかからない。なるほど。

昼食はブリギッテが買ってきてくれた鮭とほうれん草の入った小さなキシュをわたしだけ食べた。彼女はようやく体重が落ちてきて、今夜は隣家に招かれているので昼食は抜きだそうだ。わたしはそのあと50分ほどの昼寝。

曇っていた空からまた太陽が顔を覗かせて4時頃から気持ちの良い夕方となった。隣家のパーティは7時開始ということでブリギッテが作ったデザートと花束を持って参加 。

招待主を入れても6人というちょうど会話には適度な人数。食事はテラスで始まったけれど日が沈んでからは急に温度が下がり、テラスの横にある暖炉に薪を燃やしていてちょうど良い感じ。さすがにデザートの出る22時頃には室内に場所を移した。

デザートはブリギッテが作って持っていった「ムース・ショコラ」ともう一品。全員お腹一杯になりそのあと0時過ぎまで会話が弾んだあとでお開きとなった。

二度寝で見る夢はダメ

金曜日・晴れ / 最高気温22度

8時半起床。いちど5時に目覚めてそれから二度寝したら妙な夢を見て寝汗をかいてしまった。

どういうわけかバイロイトのタンホイザーに合唱で出ることになっていて、ホテルの控え室で気がついたらさっきまでいた同僚達の姿が見えない。あわててクロークにいって訪ねたらとっくの昔に迎えのバスが来て皆出発したという。そこでタクシーを呼んで貰ったのだがこれがなかなか来ないのだ。クロークの係員は「いまはフェストシュピールの真っ最中ですからね、タクシーも忙しいのですよ」と他人事のよう。だんだん焦ってきて、とにかく劇場のほうに電話してみようと取り出した iPhone 4S がわたしのものではない。色は白なのだがやけに画面が大きいのだ。なんだこれは!と思ったところで目が覚めた。やはり二度寝はするべきではない。(^_^;)

そんなわけで午前中の体調は最低。頭の中はボヤッとしているし身体を動かしてもキレが悪い。それでもピアノの前に座って少し声だしをしたら少し元気になった。

昼食は冷蔵庫の中にうどんがあったので、ダシ汁を作り昨日の残り物をトッピングして1人で食べた。ブリギッテは買い物に行っていて今日は昼食を食べないそうだ。娘の結婚式以来自分の理想体重を超えたままなのでその調整をするとか。なにを食べても余り太らないわたしとは大違いで彼女は油断をするとすぐに太る体質なのだ。

昼食のあとは45分のタイマーを掛けてお決まりの昼寝。やはりこれくらいの長さが一番良さそうだ。夕方になってブリギッテが今日も水泳に行くというのでわたしはウォーキングに出掛けることにした。なんだか「おじいさんは山に芝刈りに、おばあさんは川に洗濯に・・・」というのを思い出してしまった。(笑) 8548歩・74分歩いて帰宅。ブリギッテも昨日と同じく千メートル泳いで来たそうだ。

彼女はお昼を抜いたので「お腹の中に穴が空いたような感じで頭もクラクラするくらいお腹が空いた」という事で急いで夕飯にする。テラスで気持ちよく食べ始めたのだが、8時を過ぎた頃には外気も冷たくなってきた。

妻のパワーに圧倒される

木曜日・晴れ / 最高気温24度

8時半起床。暑くなく寒くなく過ごしやすい1日だった。ゆっくりの起床、そしてテラスでの朝食。ブリギッテは「これなら夏の休暇にどこへも出掛けなくて正解ね」とご満悦。まあ、今年は娘の結婚式などの出費があったので、出掛けられなかったというのが本当なのだけれど・・・・。(^_^;) 

朝食の後、ブリギッテは2人の娘たちの卒業論文をコントロール。専門的なことはブリギッテには分からないがドイツ語表現の点ではいまだに娘たちに頼られている。これはけっこう凄いことではないのか。

ブリギッテは昨日アパートの2階に住む奥さんと一緒に行った Grünwald のプールが気に入ってしまって、今日はわたしと一緒に行こうと誘ってくる。わたしはそれほど水が好きではないので気が進まない。彼女が娘たちの論文を点検している間隙を縫ってわたしはウォーキングに出掛けた。

普通なら日射しが強くてかなり暑い時間なのだが、今日は快適だった。8867歩・74分 を歩いて帰宅。そのあと今日2度目のシャワーを浴びる。帰宅したときにブリギッテがいないので1人で泳ぎに行ったのだと思っていた。そうしたらしばらしくして戻ってきて「街に白菜漬けを買いに行ってきた」と言う。彼女の行動力にはついていけない。

そのあとわたしが泳ぎに付いてくる気がないと分かって彼女は1人で出掛けて行った。しばらくして戻ってきて「余り人がいなかったから千メートル泳いできた」と満足そう。その後、今度は次女の卒論の添削を始めた。

そんな彼女の行動力にわたしはプレッシャーを感じて庭の芝刈りに取りかかることにする。まあ、2,3日中にはやらなくてはいけなかったのでちょうど良かった。そのあと約一月振りに髪の毛を切って貰う。サッパリ!

今夕もテラスでの夕食のあとナデシコ・ジャパンと USA の決勝戦を見ようかどうか迷ったのだがやはり見てしまった。1−2と残念な結果に終わってしまったけれどどちらが勝ってもおかしくはなかった。

ウルリケ・へスラー (Ulrike Hessler) さんの葬儀

水曜日・晴れ / 最高気温22度

8時半起床。6時前に一度目が覚めてから二度寝。次に目が覚めたのは8時半近く。今日は11時からある Trauerfeier (葬儀) に参列することにしていたのでちょっと慌ただしい朝だった。

亡くなったのは長年 Bayerische Staatsoper で広報・マーケティングを担当し、2年ほど前から Semperoper / Dresden のインテンダントに就任していた ウルリケ・へスラーさん 。脳腫瘍のために57歳というキャリアのまっただ中での死亡だった。

彼女とわたしの付き合いは仕事の上だけではなく、ブリギッテのおばさんを通じての個人的なものだったのでわたしもブリギッテも彼女の死はとてもショックだった。

葬儀が行われた教会は St.Markus で、カール・リヒターが彼の本拠地としていたところ。ウルリケ・へスラーさんも子供の頃にはこの教会で行われた Kindergottesdienst (子供たちのためのミサ) に喜んで出掛けていたという。ちなみに、いまは引退したがその頃この教会の主牧師はブリギッテの親類のおじさん (Dr.Theodor Glaser) だった。

参列者はほぼ500人以上で広い教会の内部は満員。勿論かつての上司であった Sir Peter Jonnas 氏、Semperoper における現在のパートナーである Christian Thilemann 氏らの顔も見られた。親族に支えられて入場したウルリケ・へスラーさんのお父さんの悲しみにうちひしがれた様子が痛々しかった。ミサを取り仕切った女性牧師の話では彼の奥さんが亡くなった次の日にウルリケ・へスラーさんの手術があったらしい。彼の心痛もいかばかりだったかは想像に難くない。

葬儀の後、ウルリケ・へスラーさんのご主人の他、顔見知りの人たちに挨拶をしたあと教会を後にした。

こんなに悲しい思いをした後なのに、時刻はお昼過ぎとあってお腹が空いてくる。U-Bahn の駅に向かう途中にあった日本料理店「天満屋」で昼食の弁当を食べた。頼んだのは「鮭の照り焼き弁当」だったが13 € という値段と味との兼ね合いは良心的だと言える。

帰宅したらいつもと違う種類の疲れに襲われてベッドに潜り込んだ。単に身体の疲れではなく、精神的に下向きになった疲労というのは快復が遅いように感じる。だからというわけではないが少し長く眠りすぎた。そのうちにブリギッテが水泳から帰宅。上の階に住む奥さんに誘われて行ってきたらしい。

友人を訪ねて Ingolstadt へ

火曜日・晴れときどき曇り / 最高気温23度

ブリギッテは今日から2週間の夏期休暇を取ったので、われら夫婦の本格的な夏休みは今日からという感じがする。朝食を済ませたあとしばらくしてから Ingolstadt に住む古い友人を訪れることにした。去年もちょうど今頃に彼を訪問している。

われわれ夫婦の結婚式で証人を務めてくれた82歳の男性で、今日はわたしのリタイアを大いに喜んでくれた。冗談混じりに先輩として「リタイアした男が守るべき十箇条」というのを説明してくれてひとしきり大笑い。

朝食の前にブリギッテは今日持っていくケーキを焼いたのだがそれがホッコリとおいしそうに出来上がった。それを車の中に入れると車内が甘い空気で一杯になる。約1時間ほど走って12時ちょっと過ぎた頃に到着した。

まずはしばらく雑談を交わしてくつろぐ。その後お腹が空いてきたので Ingolstadt の街までお昼ご飯を食べに向かった。この街のようにミュンヘンから少し離れたところにあるレストラン、特にバイエルン料理は昔ながらの味が失われずに存在していてとてもおいしい。

わたしは4分の1の Ente、ブリギッテと友人は腎臓の料理を頼んだが、どちらもおいしかった。わたしの頼んだ Ente はしっかりとした味でジューシーな肉、量も充分で大満足であった。

帰路この街にある有名な教会 Asam Kirche の内部を見学してから帰宅。そして、ブリギッテが焼いたケーキで午後のコーヒーとなった。ちょっと曇り空だったけれどテラスでいろいろとおしゃべりをしながらの数時間はなんともゆったりとしてくつろげた。気がつくと6時半を過ぎている。長く楽しい午後を感謝して友人に別れを告げた。

ブリギッテはせっかくここまで来たのだから、これまで行きたくてもその機会がなかったアウトレットの店があるところへ寄って行きましょうと言う。8時には全ての店が閉まるというのでそれまで1時間ほどあるので立ち寄ることにした。

店の並んでいる入り口でブリギッテと別れて別行動ということにした。この方がそれぞれ好きなものを見ることが出来て楽しい。わたしは別に買いたいものは無かったのだが、店を回っているうちに小さなカバンが欲しかったのを思い出した。

普段はリュックザックを重宝して使っているのだが、スーツ姿の時にはやはりリュックは似合わない。財布やら iPhone を入れる小振りのカバンが必要なのである。イタリア製で PIQUADRO というメーカーの製品で気に入ったのがあったのでそれを買ってしまった。

帰宅したが2人ともお腹が空いていないので、サラミソーセージとチーズの盛り合わせを肴にわたしは Weißbier 、ブリギッテは Sekt を飲んで済ませた。

1人でゆったりと過ごした

月曜日・晴れのち雨 / 最高気温22度

今朝は目覚めたのが8時。ブリギッテは出社したあとだった。(^_^;) ひとりで朝食をとってからしばらくメールの返事書きをしたあとウォーキングに出掛ける。ここ2,3日は歩けなかったので久しぶりに身体が軽い感じがする。タップリと 9322歩・77分 を歩いて帰宅。しっかり汗もかいたので二度目のシャワーで汗を流した。

昨日あたりからあっさりとしたものが食べたいと思っていて、昼食には「蕎麦」を茹でることにした。1人分の蕎麦つゆを作り200gくらいの信州そばを茹でてそれをペロリと平らげた。そのまま座っていると眠くなるのは必至なのでちょうど切れていたビールを買いに車を走らせる。

買ったのは Erdinger Weißbier とブリギッテ用にノン・アルコールの JEVER Fun 。ノン・アルコールのビールは妙な味がしてわたしは飲まないのだが、ブリギッテは反対にアルコールの入っていないビールをときどき欲しがる。酔っぱらうとその後なにもしたくなるからだろう。

この頃から少し曇り始めたが4時を過ぎた頃に街へ出ることにした。用件は三つ。一つは切れているインスタントラーメンを買うこと、二つめはブリギッテが二つ買ったアイロン台カバーの小さい方を返品に行くこと、そして三つめは Ludwig Beck でこの間見かけた箱物の CD ” Original Jazz Classics Remastered ” を買うためだった。

定年退職をするときに合唱団から Ludwig Beck のクーポン券をいただいていたのでそれを使ってなにを買おうか考えていた。これからは家に居る時間が多くなるだろうから、聴く回数が多くなるものをと思ったのだ。それと、これまでは行き当たりばったりに聴いてきたジャズを少し系統立って聴いてみたいという希望もあった。

帰り道でとうとう雨が降り出し、それから夜にかけて本格的な雨降りとなった。7時頃からテレビを付けてロンドン・オリンピックの放送を見ていたら運良く「なでしこジャパン対フランス」の試合を最後の15分くらい写してくれた。2ー 1で勝って決勝戦に駒を進めたのは素晴らしい! 

ブリギッテは明日から2週間の夏休みを取るので、その前の最後の日ということで残業。遅い帰宅となった。

久しぶりにゆったりとした日曜日

日曜日・晴れ、夕立 / 最高気温28度

7時半起床。7月31日からわが家に逗留していた友人の娘さんが今朝、バイロイトへ向かって旅立った。最初の2日ほどは時差ボケもあっただろうから、彼女にとってこの5日間はかなりハードなスケジュールだったと思うのだが、そこは若さで難なく消化したようだった。

朝食のあと Hauptbahnhof まで見送ったが、予定されていた番号のプラットホーム(26番線)に行ってみるとそこには空港行きの S-Bahn が止まっていて、彼女が乗る列車は急遽(24番線)に変更になっていた。彼女には「わたしひとりだったら全く気がつきませんでした」と感謝される。(笑) 

彼女を見送ったあとブリギッテに電話をして Auer Dult 会場で待ち合わせることにした。今回の Dult は今日が最終日。最近ガラス製の鍋ぶたをわたしがひとつ、ブリギッテがひとつ割っているのでそれを補充しがてら久しぶりに訪れてみようということになった。

わたしたちが到着した頃から快晴の日和になってカンカン照りの中の買い物となった。1時間ほどいろいろな店を冷やかして歩いたがさすがに疲れが出てきたので帰宅。

帰宅後は昨日いただいてきた残り物のケーキを食べて昼食とする。そのあとブリギッテは昼寝。わたしはそれほど疲れてもいないのでどうしようかなと思っているうちにその機を逸した。

夕方4時を過ぎる頃に空がだんだん暗くなってきた。歩数計を見るとまだ6500歩ぐらい。そこで空模様とにらめっこしながらウォーキングに出掛けて、いつもの半分くらいの距離を歩いて帰宅。これで3日ぶりに目標値に達した。幸いだったのは家に着いて15分ほどしてから雷と強風、そして激しい夕立となったこと。

いかにも夕立らしく6時半頃には青空も見え始め、それからわたしはおもむろにビール。夕食は冷蔵庫の中にある残り物で済ませた。

帰宅してホッ

土曜日・曇りときどき雨 / 最高気温26度

8時起床。昨夜はホテルの自室に引き上げたのが午前2時頃。コースで出てきた料理をすべて平らげたら最近にないほどお腹が一杯になってしまった。途中「コウモリ」の公演を観るために中断したのは良かったのだが、そのあとまたホテルに戻ってデザートから食事が復活。

このデザートが半端じゃないボリュームでそれを律儀に食べたからほぼわたしの限界点を超えていた。胃の消化用にとグラッパを飲んでそれで少し楽になった。まわりを見るとこのデザートをお代わりしてる親類の男がいたり、アイスクリームを特別注文したりしている猛者もいたりして、改めてドイツ人の強靱な胃腸を思い知った。

それでも今朝の食卓には皆ケロッとした顔で席について、ごく普通にバイキングの朝食をお皿に盛り上げていた。恐るべし!

われわれ家族はそのあと Straubing の街を一通り見て回ってお昼近くに今回の招待主であるブリギッテの弟夫妻の家に立ち寄る。ちょうどお昼ご飯時。わたしは知らなかったのだがこれは計画されたものだったらしく庭でニュルンベルガー・ソーセージのバーベキュウが始まった。昨夜はもう沢山というほどの抱腹感を味わったのにバーベキュウの立てる煙の香ばしさに攣られてわたしは6本のニュルンベルガー・ソーセージを食べてしまった。(笑)

午後3時頃に帰宅の途についてわたしが運転する。アウトバーン上を走っている頃にときどき激しい雨が降ってきたがブリギッテも二人の娘と友人の娘さんも全て爆睡状態。ミュンヘンに近くなってから雨も上がった。末娘の義父の誕生日が今日で、誕生祝いに出なくてはならないという彼女をその家まで送って帰宅。末娘も2日続きの誕生祝いで大変なことだ。

夕方6時頃に家に着いてホッとする。当然のことだが自分の家が一番くつろげる。空腹はほとんど感じなかったのだが、なにも食べないというわけにもいかず、ブリギッテが挽肉とズッキーニの炒め物を作った。

親類の誕生パーティ

金曜日・晴れ / 最高気温26度

7時10分起床。なんだか慌ただしい1日で3日を1日に凝縮したような気がする。今日はブリギッテの弟の奥さんの50歳の誕生祝いなのだ。一月ほど前に招待状が届いていてそれに出席することを返事しておいた。ドイツの習慣として女性は50歳、男は60歳の誕生日は親類、縁者、友人、知人を招いて割と盛大に祝う人が多い。

今回の誕生祝いは自営業者である弟の事務所がある Straubing という街(ミュンヘンから車で2時間ほどの距離)で行われることになった。招かれて参集したのは約40人近くの人たち。それぞれにホテルの室が予約してあって(勿論これは招いた方の出費である) 夕方5時からの開始時間までに間に合うように到着している。

まずはホテルの中庭で簡単なおつまみ料理と Sekt, Wein などで乾杯。そのあとレストランに場を移して前菜から始まるコース料理となった。それぞれに趣向の凝らした料理が出てきたが、メイン・ディッシュの「仔牛のステーキ」が絶品だった。日本の有名どころのステーキに劣らないような柔らかさで、わたしにはもう少し量があってもいいなと思えた。(笑)

メイン・ディッシュが終わった時点で食事は一時中断される。そこから歩いて10分ほどの距離にある小さなお城の中庭で19時から上演されるオペレッタ「コウモリ」を観るというのが今回のパーティの趣向であった。お年寄りの人たちにはタクシーが用意されていたが、わたしはそれに逆らって娘達と歩いていった。(^_^) オペラが撥ねてから再びホテルに戻って、デザートから食事を再開し午前2時まで続く長い誕生祝いとなったのだ。

肝心の「コウモリ」上演だが、思いがけず楽しめた。勿論、一流歌劇場の公演と比較しても意味のないことなのだが、アイゼンシュタイン、ロザリンデ、アデーレ、オルロフスキー侯爵に経験豊富な歌手達を揃えていたので大きな破綻もなく最後まで飽きなかった。

演出も奇をてらわずに古いお城の中庭をたくみに使ったもので好感が持てた。こういう自然を背景にした舞台だと舞台装置は象徴化された簡単なもので済んでしまい、それはそれで楽しめたのだった。

現在日本から来てわが家に逗留している19歳の娘さんもいっしょにお連れしたのだが、ちょうど大学の講義で「コウモリ」に関する授業があったばかりとかで彼女なりに楽しめたようだった。

公演が撥ねてからわたしは再び徒歩でホテルまで帰還。既に書いたようにデザートから再開された食事は延々と午前2時まで続いたので、昼間運転手役を務めて慣れない長距離を走り、疲れていたわたしには最後の方はちょっと辛かった。

日本人の娘さんもドイツのパーティを初めて経験することが出来て貴重な体験だったろう。ドイツ人たちが如何に健啖家で、如何に長時間おしゃべりをし、如何にタフかということを見て貰えただけでも良かったのではないか。わたしはときどき彼女に目をやって気をつけていたのだが、さすがに午前1時を過ぎる頃には眼は開いていても眠っているような様子だったので部屋に戻って休むことを促した。(笑)

今日も真夏日

木曜日・快晴 / 最高気温30度

7時10分起床。今日もかなり暑いと感じる快晴の日和だった。特別なことは何もせず。

朝食のあと知人の娘さんが Dirndl (バイエルンの女性が着る民族衣装) を買いたいというのでそれにお付き合い。わたしの娘達にそれを売っている数軒の店を教えて貰ってそれらの店の前まで案内した。それ以上は男のわたしが付いていても役に立ちそうもないので買い物は自分でして貰うことにして引き返す。

彼女が説明してくれたのだけれど、最近東京ではあちこちで「オクトーバー・フェスト」なるものが開かれていて12月には東京ドームでそれがあるらしい。彼女のお友達と語らって Dirndl 姿で参加するのだそうだ。(^_^)

わたしは帰り道に Ludwig Beck に立ち寄り CD を眺めてきたのだが CD の並んでいるのをしばらく見ていたら頭がクラクラしてきた。結局何も買わずにそこを出て帰宅の途につく。家に着くとちょうどお昼ご飯時。簡単に済ませてすぐにベッドに潜り込んだ。

ここ数日は時間に縛られない身分になったからと目覚ましをセットせずに昼寝してみた。しかし、これだと1時間以上眠ってしまって起きたあとしばらく頭はボヤーッとしているし身体も怠い。そこで今日はタイマーを45分にセットして昼寝をした。やはりこの方が起きたあと心身共にスキッとする。

午後は、先日ブリギッテにプレゼントされた新しいアイロン掛けカバーの試運転で数点アイロンをかけてみた。余り以前と変わらない。(^_^;) そのあと夕飯用にと「スパゲッティ・ボロネーゼ」を作り始めた。買い置きの茄子が有ったので今日はそれも加えてちょっとボリューム豊かなソースが出来上がった。

夕方、娘さんが買ってきた Dirndl を試着してわたしとブリギッテに披露してくれたのだが、それはなかなか良い色調の落ち着いたものだった。

夕食はテラスでとったのだが22時近くになって雷が鳴り始めひととき強い雨が降った。

快晴・ビアガルテン

水曜日・快晴 / 最高気温30度

7時20分起床。真夏日となった。朝食はいつもの時間にいつものように始まった。昨夜日本から着いた娘さんは時差ボケもなく普通に眠れたということで7時半頃に朝食に合流。若いというのは良いものだ。

ブリギッテを送り出してから娘さんを連れて義母の住まいへ。義母の住むアパートの庭からその娘さんの生まれた家のテラスが見えるのだ。そこを見せてから Wettersteinplatz まで一緒に行く。彼女の今日の予定の目玉は Alte Pinakothek の絵を見るということらしい。

空を見上げると一点の雲もない快晴。これは暑くなるなぁと思いながら帰宅した。帰宅後はいただいたコメントへの返事を書いたり Twitter のTLを追っているうちに時間が過ぎていく。そのうちに昼食の時間になったので、またまた冷凍庫にあったちらし寿司の残りを解凍して食べる。そのあとは眠くなってお決まりの昼寝。

午後3時過ぎに目が覚めてからしばらくして、陽が西の方に傾き掛けた頃にウォーキングに出掛ける。1時間余りを歩いて帰宅。ほとんど同じ時間に娘さんも観光から帰宅。そのあとしばらくしてブリギッテが疲れて帰宅。

今日は天気も良いことだし、特別に夕食の支度もしていないのでビアガルテンへと繰り出した。娘さんにとってもその方がきっと楽しいはず。東京では一年中、どこかで Oktoberfest をやっているということを話してくれた。彼女は1リットルの Helles を軽々と平らげて楽しそう。

そのあとわが家に戻ってからテラスで今度はワインを楽しんだ。彼女曰く「両親だったら、わたしがこんなに飲むのを決して許してくれません」。まあ、楽しく飲むお酒は健康ですから良いのではないでしょうか。(^_^;)

次なる戦いが始まった


昨日の夕方7時過ぎにブリギッテが帰宅。ニコッと笑いながらの開口一番は「最初の1日はどうだった? 退屈じゃなかった?」そして手に持っていた袋を開け「年金生活者へのプレゼントを買ってきたわ」と渡されたのはアイロン掛けの台にかぶせるカバー。そうか、アイロン掛けに定年はなかったのだ。

しかしそれだけでは済まず「これからはパン屋 (Hofpfisterei) の Happy Hour (夕方5時半から25%ずつディスカウントしていって閉店間際にはグッと安くなる) に散歩がてら歩いていってパンを買ってくるというアイデアはどう?」

劇場の仕事からは解放されたが、どうやら次の戦いが既に始まっている。

2012年7月の歩行記録


7月が終わってみると天候に恵まれた一月だったという印象が残っている。そのせいか特別に頑張ったわけではないのだが 1日平均11430歩 という満足すべき数字を残せた。月末の数日は「お別れパーティ」の準備と後片づけでペースが落ちたけれどそれまでの貯金がここで生きてくれた。さて、8月がどうなるか。