「かんぽの宿」へ

月曜日・晴れ / 最高気温30度

7時起床。兄宅での目覚め。兄夫婦、姉夫婦の中で65歳のわたしが最年少だから全員朝が早い。朝食の時間などもピッタリと合ってストレスがない。こういうのも良いものだなと思う。朝食はまたまた兄嫁が作ってくれた日本的なもの。おいしくてご飯もお代わりをしてしまった。わたしの定年退職を祝ってお赤飯まで炊いていてくれたのには感激。

9時過ぎに兄の運転する車で年金事務所へ。既に今年の4月からごく少額ではあるが日本からの年金を受け取っている。しかし今回、新たにわたしの年金手帳が見つかって、それを見ると勤めいていた会社を辞めてから音楽大学に合格するまでの4年間、年金を納めていたことが分かった。自分でもそれはすっかり忘れていたのだ。兄がわずかな金額でもいちおう確かめた方が良いというので付き添って貰った。

結果はやはり請求漏れしていたようでその4年間も加えて貰うように訂正することが出来た。これだってわずかな金額だが一月に一度はミュンヘンの日本料理店で食べられるぐらいの金額にはなる。(笑) 兄には感謝しなくては。

今夜は姉夫婦もまじえて柔らかな湯といわきの幸を満喫 ‐かんぽの宿 いわきに一泊する予定を組んでいてくれたので午後3時頃に兄宅を出発。距離的にはものの30分も走れば着くところなのだが、今夜だけでも兄嫁が家事の負担から解放されると思うとわたしの気が休まる。上の写真はわたしが泊まった6階の部屋のベランダからの眺め。ここも3.11で津波の被害を受けたところだが、写真でも見える防風林がずいぶん役立ってくれたそうだ。

まずは風呂に入り露天風呂なども楽しんでから夕食。月曜日だからか、それほど混んでいなくて料理を前に会話も楽しめた。しかし、品数、量がとても多くて全部は食べきれなかった。

夕食のあとはわたしの泊まる部屋が畳の部屋だったから、全員がここに集まり兄が持参してきたビール、ウィスキーなどで酒盛りとなる。昔話が多かったけれど、わたしの知らなかったわが家の歴史なども聞かせて貰って時間が過ぎていった。就寝前にもう一度大浴場に浸かる。