ビックリ!

日本からミュンヘンのわが家に戻ってきたのは一昨日(23日の夕方)だった。やはり疲れていたのか頭の芯がボヤ〜ッとしていたが、ステレオ装置の前に白い布をかぶせられたものが鎮座しているのにはすぐに気がついた。白い布を取って見るとそこにはなんと、Nationaltheater 観客席の椅子が

Nationaltheater の椅子は1963年に劇場が再建されて以来使われていたもので、今シーズンから新しい椅子にリニューアルされた。昨シーズンが終わってからその古い椅子を希望者に販売していたことはわたしも知っていた。

しかしその値段がわたしには高いと思ったのと、座り心地が余り良くない印象が残っていたので欲しいとは思わなかった。しかしブリギッテの考えは違っていたのである。

彼女曰く「あなたが長年の勤めを終えるのと時を同じくしてこの椅子も引退するというのは何かの因縁のような気がするの。これに座ってステレオを聴くのも良いものでしょ?」

というわけでわたしが日本に行っている間に手配したらしい。試しにと今日の午後、この椅子に座ってステレオ装置から流れてくる音楽を聴いたのだが、1時間ほどなら座り心地の悪さも気にならなかった。

彼女の言うのにも一理あるわけで、これからはせいぜい活用させて戴くことにする。

13 thoughts on “ビックリ!

  1. ああ、この椅子、確かに座り心地よくなかったですね。
    新しい椅子は当然デザインはそのままでしょうが、クッション、肘掛けなんかは改善されたんでしょうか。

    この椅子から誰かがカイルベルトの「影なき女」やクライバーの数々の奇跡的上演を見たということですね。
    あるいは招待客で居眠りしてたかも知れませんが(笑)。

    • わたしはまだ新しい椅子を見ていないのでおおいに興味ありです。
      これまでの椅子に座ってリングを聴き続けるのは苦行に近いものだったのでは。(笑)

  2. ご自宅のオーディオの写真を初めて拝見しました!
    スピーカーはマーティン・ローガンでしょうか? うーん、いい音がしそうです!

  3. 確かに座り心地は悪かったですが、50年とは。でもこれまで行ったドイツの劇場やホールの椅子で座りやすかったのはなかったという記憶です。ちなみに座席番号は?

    • 座席番号シールは外してあって分かりません。妻の話ではあとで何らかのシールが送られてくるそうです。

      Gasteig の椅子はかなり良いという印象があるのですが、いかがでしょうか。まあ、個人差もありますからね。(^_^;)

      • 最上階に2回座りましたが、すり鉢状に傾斜していて、椅子もそれに合わせて微妙に傾斜しているので、平衡感覚が変になりました。ベルリンフィルハーモニーも上階は同様でした。

  4. 座り心地はともかく、何よりの記念ですね。
    私がこの椅子にすわれる日は来るかなぁ。

  5. うわー!なんと、あの椅子がご自宅に!!
    バイエルン州立Kobayashi劇場ですねえ!(^_-)
    写真での見た目では、なかなか良い感じに収まっていますね。

    • 四六時中、居間の真ん中に置いておくわけにも行かなくて、使わないときに鎮座して貰う場所を現在考慮中です。(^_^;)

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