音楽の聴き方

金曜日・曇り / 最高気温9度

7時起床。今朝、起きてからの出来事はもうひとつのエントリに書いた。朝からどんよりと曇ったいかにも寒そうな景色は嫌でも冬の到来を感じさせる。今日はウォーキングに出掛けるモチベーションが湧かずに一日を過ごしてしまった。まあ、こんな日もある。

朝食のあともMacの前でだらだらと過ごす時間となってしまった。昨日「英語コース」へ行く途中、本屋の店頭に並べてあった Brahms のCDボックスを聴き始めた。聴くというより流し続けると行った方が良い。10枚組で9.90 €という超安値に惹かれて買ったので、もしそれが外れであっても悔いはない。収録されているのは殆どが古い録音でモノラルのものも混じっている。今日は交響曲を第1番から順番にに聴いてみた。悪くない。録音の良し悪しを言ってもはじまらないが楽しめることは確かだ。

交響曲第1番:
アムステルダム・コンセルトヘボウ ー ヘルベルト・フォン・カラヤン(1943年)
交響曲第2番:
デンマーク放送交響楽団 ー フリッツ・ブッシュ(1947年)
交響曲第3番:
ベルリン・フィルハーモニカ ー ハンス・クナッパーツブッシュ(1944年)
交響曲第4番:
ロンドン・シンフォニーオーケストラ ー ヨーゼフ・クリップス(1950年)

Macの前に座っているのにも飽きて、台所にあるプチナイフを研ぐことを始めた。勿論 Brahms を聴きながらだ。台所の引き出しには10本ほどのプチナイフがある。切れなくなっては新しいものを買ってきたのが溜まっているのだ。だから値段の安いものばかり。それを次々に砥石で研ぎ始める。刃物を研ぐというのは手を前後に動かす単純作業であるから背景に音楽が鳴っていても一向に集中力が途切れることがない。むしろ音楽がある方が能率が上がるような気さえする。これまで音楽を聴くときにはスピーカーの前に座って聴くことをしていたが、こういう聴き方もあっていいのだと改めて思う。

わたしの恩師のご主人は上野の美術学校、油絵科を卒業して新制作協会創立からの会員でもあった方で、彼のおかげでわたしも彫刻家の佐藤忠良氏とお話しする機会も持てた。そのご主人が大のクラシック音楽好きで、ご自分のアトリエにコアキシャルのグッドマンを入れた大きなスピーカーを備え付け、大音量で音楽を聴きながら製作に励んでおられた。プチナイフを研ぎながらそんな彼のことを思い出していた。

午後1時を過ぎた頃になってお腹が空いてきた。一日中家の中にいるのも気詰まりだったので久しぶりに Rosenheimerplatz のケバブ屋さんに行っていつものを食べて帰宅。

帰宅するとすぐにブリギッテから迎えに来て欲しいとの電話。体調が悪いので早退するという。急いで迎えに行って見ると医者に行って薬を飲んだあとらしく想像していたほど悪い状態ではなかった。

夕方、次女が Prien から帰省してきた。それを待っていたかのようにブリギッテは次女と一緒にIKEAに買い物へ。どうやら症状は改善したらしい。

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