予定されていたプローベが無くなり休養日

金曜日・曇り / 最高気温12度

8時起床。昨夜は21時30分過ぎに眠気に耐えられずベッドに入った。気持ちよく眠って眼が覚めたらなんとまだ午前0時過ぎ。ウワッ、これは最初の日から時差ボケかとガックリ来たが30分ほども起きていたらまた眠くなってきてそのまま朝の8時まで通して眠れた。しかし、先回も第1日目はよく眠れて2日目からジェットラグの症状を迎えたのだった。今日はプローベも無く休日ということになった。

朝食はこのホテルの1階にある「カトレヤ」という食堂でバイキング形式。洋食と和食があったがわたしは迷わず和食。内容はこのクラスのホテルの標準でいずこもあまり変わりばえはしない。しっかり食べて部屋に戻る。

10時頃に部屋を出てまずは神保町へ向かう途中にあった理髪店で髪をカットだけして貰う。少し伸びすぎていた。料金は1050円。サッパリとしたあとで古本屋街を目指した。なんのことはない距離にすると地下鉄で一駅の区間で,そこまで歩いていく方向の右側にはずらりと古本屋が並んでいる。

そのうちの数軒は中に入って書棚を眺めてみたがこの街の強みは古本のジャンルがしっかり分かれていて目的ごとに特化した店が多いという点だろう。音楽関係(楽譜、雑誌、評論など)とか、絵画関係(浮世絵をあつかっている店が多い)、それに法律関係とか。

そして、これだけの店が並んでいながら利益を上げているということはそれだけ需要があり、本を読む人口がそれだけあるということで、日本の未来もそんなに暗いものではないのではと思ったりした。ドイツにはこんな街は存在しない。

かなり疲れたので昼食を取ってからホテルに戻ることにした。今回も1度はカレーを食べてみようと思っていたのだ。ちょうどお昼ご飯時だったので大抵の店の前には行列が出来ていた。わたしもそれに並んでカツカレーを食べたのだがその量がもの凄い。わたしは「ビジネス」というメニューを選んだのだが、そういえば「少なめ」というメニューもあったのをあとになって気がついた。失敗だった。(^_^;)

ホテルに戻って1時間ほど眠り一休みしたあと、3時半頃からこのホテルにほど近いところにある「東京近代美術館」 展覧会情報東京国立近代美術館 60周年記念特別展 美術にぶるっ! ベストセレクション 日本近代美術の100年 に足を向けた。昨夕の散歩の時にプラカードを見つけたのだ。

金曜日の今日は夜の8時まで開館しているということでゆっくりと6時半頃まで時間をかけて見ることが出来た。改めて日本画の美しさに惹かれる。明治以降争って西洋の絵画に学んだ日本画壇だったが,わたしにはその課程は必要だったとしてもそれまでの日本画家達の技量の確かさと美しいものへ感受性はむしろその頃の西洋画家よりも優れていた面が多かったのではないかとさえ思える。

タップリ時間を掛けてみたせいかやはり疲れてしまったが、美術館を出た足で東京駅へと向かう。ミュンヘンで購入してきた Japan Rail Pass を日本で引き替えて貰うため。いつもなら日本に着いてすぐに成田で手続きしてしまうのだが、今回はチャーター・バスが待っていたのでそれをする時間がとれなかった。

東京駅・丸の内北口にある JR のサービス係で問題なくそれを終え地下鉄丸ノ内線、半蔵門線に乗り神保町まで戻る。今回の旅では初めての「牛丼」(すき屋)を食べて夕食とした。吉野家の牛丼の方がサラッとしていてわたしは好き。8時半過ぎにホテルに戻り就寝までの時間をゆったりとして過ごす。明日はちょっと強行軍になるかもしれない。今夜も通して朝まで眠れるといいのだが。

予定されていたプローベが無くなり休養日」への4件のフィードバック

  1. 来日されたのですね。一瞬、九月の話し…?とこちらがボケてしまいました。こちらの寒さは特別ですから風邪をひかぬようお努め下さい..99

    • 約2ヶ月ぶりの日本は,9月のあの30度を超す日々はなんだったのだろうと思うほど快適です。この季節に日本に帰ってきたのは24年ぶりですので、大いに楽しませていただきます。コートはミュンヘンでの冬支度と同じものを持って来ました。(^_^)

  2. iいやバイエルンのパリ公演に同行されるより余程良かったですね!

    >これだけの店が並んでいながら利益を上げている
    >ドイツにはこんな街は存在しない。
    >音楽関係(楽譜、雑誌、評論など)とか

    少なくとも欧州・北米にはこの規模の書店街は一つも存在していないと思います。
    最近はネット古書店が大変便利で、昔は半日掛けて捜し歩いた本も数秒で見つかり価格比較も一目瞭然ですから、私は東京に住んでいても昔のように神田に定期的に通うことはないと思います。
    神保町の古書店街も斜陽ではと想像していましたが、そうでないとしたら幸いだし、ヴァーチャル化が進むほど、人間、街を徘徊してちょっとかび臭い本を手に取って開いたりしたいという欲求が高まるということでしょうね。

    音楽書の古賀書店は健在なんでしょうか。

    >日本画家達の技量の確かさと美しいものへ感受性

    日本画は近代以降も素晴らしいですね。
    近代西洋絵画のような新しい造形を切り拓いていく知的先鋭さはないけれど、本当に落ち着かされる繊細で静謐な感性は無類と感じます。ああ見たい!

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