東京 → 長崎

火曜日・曇り / 最高気温14度

7時起床。昨夜は用心のためにと目覚ましをかけておいて正解だった。遠いところでなにやら音がするな〜と夢の中で思っていたらそれが目覚ましの音だったのだ。これが無かったら完全に寝過ごしていた。昨夜のうちに90%の荷造りは終わっていたのだが、それでも8時40分発の品川発の列車に乗るのにそんなに余裕はなかった。大井町ー品川間はちょうどラッシュ時とあってもの凄いこみ方。

久しぶりに駅弁とお茶を買って列車に乗り込む。さあ、あとは座席に座って外の景色を眺めたり本を読んだり音楽を聴いたりしているうちに列車が運んでいってくれる。新幹線の座席は飛行機のエコノミークラスと比較したら本当にゆったりとしていて素晴らしい。お腹が空かなかったのでその駅弁を開けて食べたのは10時半を過ぎていた。食べながら、わたしはもう組織の中で働いているわけではないので時間にとらわれず、お腹が空いた時に食べるのが健康にもいいんじゃないかと思ったりした。

新大阪駅で博多行きの「さくら555号」に乗り換え。相変わらず Japan Rai Pass は「のぞみ号」に乗れないのでこのような旅程になってしまう。でも急ぐ旅ではないのでこれもまた良し。博多で今度は「かもめ27号」に乗り換えて途中、有明海を左手に眺めてのんびりと長崎に着いたのは16時50分でまだ明るかった。外へ出ると風が冷たい。南国だと思って油断していると風邪をひきそうだ。

駅からほど近いビジネスホテルに宿を取って一休み。疲れは全く感じられない。明日からの観光の計画を立てたあと、お腹の空くのを待って中華街に歩いて出掛けた。横浜の中華街に較べたら規模は小さいのだが、ここには「長崎ちゃんぽん」がある。「ちゃんぽん」という名の料理を食べたことはあってもそれは東京でのことだった。有名な「長崎ちゃんぽん」とはどういう味がするのだろうと期待してとある店に入った。麵はともかくスープは白濁していてちょっと脂肪分がある。豚骨ベースなのかもしれない。まあまあのおいしさだった。

ホテルの部屋に戻りゆっくりとバスを使い、さて、そろそろ寝よう。