冬靴と手巻き寿司

火曜日・曇り / 最高気温マイナス1度

7時半起床。昨夜はほぼ2時間おきに眼が覚めてそのたびに「ああ、まだ朝じゃないんだ」と思っていて気がついたら朝の7時半だった。いつもよりずいぶん遅い。ブリギッテはすでに朝食を1人で終わっていた。一日中一緒というのも時に息が詰まる時があるけれど,週日の少ない一緒の時間をわたしの都合で削ってしまったというのは罪悪感がある。彼女はそんなことは気にしていないようだから、まあ、わたしの一人相撲なんだけれど・・・。(^_^;)

彼女が出社してすぐにわたしはシャワーを浴びてシャッキリする。ジャーナリストの佐々木俊尚氏が「わたしは家で仕事をすることが多いのだが、ジャージは身に付けない。ジーンズなどを穿いて外側から自分をシャッキリさせている」というような意味のことを書いていた。彼に倣ってわたしも家の中にいる時はジーンズなりコーデュロイなりを身につけるようにしている。

リタイアして5ヶ月目を迎えようとしているが、年金生活者というのはその気になれば際限なくダラッとすることが出来ることに気がついたのだ。まして週日は家の中にいるのはわたし1人で誰の眼も気にすることはない。そこでジャージというのは確かにくつろぐのだが「過ぎる」ようだ。言葉を変えれば「美しくない」のだ。ジャージが悪いというのではなくそれを身につけている自分が美しくない。年金生活の中にも芯の通った美しさは必要だと思う。(^_^;)

いつになく速く12時になったことに気がついて昼食をとった。昨夜の残りの味噌汁と定番のタマネギ入りオムレツ、そして辛子明太子でご飯をおいしくいただいた。残りご飯を平らげてしまったから少し食べ過ぎ。そのあと眠くなるのは眼に見えていたので台所を片付けてからすぐに森へのウォーキングに出掛ける。
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インターネット上では昨日の雪で滑って転び怪我をした人たちの記事を読んでいたので、しっかり足もとを固めて出掛ける。昨年買った冬靴であるがカチカチに凍った森の中の雪道をしっかりとらえて危なげのない歩行をもたらしてくれた。雪の多いミュンヘンはそれで良いのだが、1年に1度か2度しか雪の降らない東京で、人にこんな靴を買えと勧めるのは思い上がりだろう。注意して歩いてください、としか言いようがない。今日は全く風が無かったのでとても快適なウォーキングが出来た。8900歩・81分

夜になって振り返ってみると午後になにかまとまったことはしていない。ダイニング・キッチンに置いてあるミニ・ステレオに AirMac Express を繋いで AirPlay 対応にしたことぐらいだ。これで気軽にMacの中に入っている音楽を流しておくことが出来る。

夕食はなにを作ろうかなと考えていたが,たまたまメール交換していた日本の友人が「わが家は手巻き寿司」というので,わたしもそれに倣うことにした。何度も書くがリタイアして4ヶ月すぎて、毎日の献立を考える主婦の大変さにリスペクトを感じている。(笑)
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冷凍庫の中にあった刺身用のブリを解凍し、それをメインにあとは「納豆」「エビ」「チューブ入り辛子明太子」をタネにした。味噌汁の実は「タマネギ」「薄切りニンジン」「ワカメ」。

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