洗濯機を設置

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7時起床。今日は壁塗り職人が来る日。しかし彼が来るのは10時過ぎなのでゆったりとした朝を迎えた。朝食のあとブリギッテは週末の買い物へ。その間わたしはこまごまとした片付け仕事。

ブリギッテの帰宅とほぼ時を同じくして壁塗り職人が到着。途中渋滞に巻き込まれて遅れてしまったそうだ。先週に彼が塗っていった薄紫色の壁を見て自分でもビックリしていた。どうやら購入した塗料が間違っていたらしい。来週早々に塗料を買い直ししなくてはならないが,家の改築とか新築の場合はこういう小さなアクシデントというのは付きものである。心を強く持って平静を心掛けなくてはならない。

今日塗って貰う部屋の中にはピアノや空の本箱がそのまま残っているのを,彼と2人で中央に集める作業をした。これは力仕事なのでけっこう汗をかいた。壁塗りというのはその下準備に70%ぐらいの時間と労力が掛かり、下準備が終わってしまえばあとは塗るだけで、そこからが壁塗り職人の腕の見せ所だ。

彼が仕事を始めてしばらくして今度は洗濯機の配達人が来た。わたしの住んでいるアパートには共同の洗濯機と乾燥機が備わっている。しかし,自分が洗濯したいと思ったときに塞がっているとかはよくあることでやはりプライベートの洗濯機があった方が快適である。

今回のリフォームをよい機会としてブリギッテは自分の洗濯機を購入した。これまでほとんど使うことの無かった下の階のシャワーをつぶしてそこに洗濯機を設置することにしたのだ。しかし、それは彼女が思うほど簡単なものではなかった。

まずシャワーの床の部分を取り除かなくてはならない。取り除いたあとには新しくタイルを貼って洗濯機を載せる台を作る。この作業には削岩機のようなものを使うので騒音が半端ではない。

次に水回り配管の変更である。これまで付いていたシャワーの蛇口を取り外す。お湯の配管を塞ぎ、水の配管には新しく蛇口をつけなくてはならない。
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そして最も厄介だったのは電気配線だった。洗濯機には電灯線より一段高いレベルの安全性が必要なのだが、その配線がここには来ていない。これまではシャワーだけだったのだから必要なかったのだ。そこで上の階にある配電盤から電線を引っ張ってくるのだがそれにはコンクリートの床に穴を開けなくてはならない。ここでまたもの凄い騒音とモウモウたる埃である。わたし自身は何もしていないのだが、この間はとても憂鬱でかなり神経が参ってしまった。左の写真はそれが完成したところ。素人のわたしが見ても惚れ惚れとする仕事ぶりである。(^_^)

IMG_2139そして今朝やってきた洗濯機はブリギッテが選んだ Panasonic 。別にわたしが日本人だからそれにしろと言ったわけではない。彼女がさまざまなカタログを検討して決めたのがこの機種だった。インターネットを検索してレビュー記事などもずいぶん読んだらしい。その結果コストパフォーマンスが良かったのと、なにより洗濯物の出し入れ扉が大きいデザインが気に入ったようだ。

そのあとわたしは新たに溜まったわが家のゴミを粗大ゴミ集積場まで運んだ。そして1時間ほどの昼寝。壁塗り職人は明日の日曜日も来て作業をするとかで5時頃に帰っていった。

夕方、床張りを頼んだ会社から営業の人が検分に来て,双方納得のいく仕事ぶりだったので書類にサインをした。それが終わってブリギッテは義母の見舞いに病院へ。彼女は今日も買い物、壁塗り職人に出すケーキを焼き、掃除をしたりと休みなく動いていた。

洗濯機を設置」への2件のフィードバック

  1. >洗濯機はブリギッテが選んだ Panasonic

    日本の家電メーカーはいよいよ壊滅かと恐れてましたが、白物家電のような基本的な分野でまだ競争力があるということですね。
    妙なハイテク化に邁進するよりも、身近な使いやすさで細やかな技術を発揮した方かよいのかも知れません。

    昔こちらに来た頃は欧州の洗濯機のごつさと高価さに驚き、こういうガサツな感じの洗い方は日本にはしっくり来ないのではと思いましたが、最近はドラム型も普及してきてるようですね。
    やはり賛否両論あるようですけど。

    • ブリギッテが最初に候補に挙げたのは Miele の製品でした。このブランドは定評があるのですが、それなりに高いのです。
      そこで彼女が選んだのが Panasonic だったわけでしばらく使ってみて様子を見てみます。
      日本のメーカーは製品を改良していく力と情熱が売りだとわたしも思います。頑張って欲しいですね。

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