イタリア料理教室に参加

水曜日・曇り / 最高気温マイナス1度

6時半起床。同僚だった女性が急に退職することになりブリギッテの仕事量が急に増えてしまった。そのためにここ数日彼女は普段より早い出勤となっている。わたしもそれに付き合って早起き。(^_^;)

こういうことって本当に何かの法則ではないけれど、重なって訪れる。現在のわが家はリフォームの真っ最中。そして彼女のお母さんが肺炎のために入院、退院して、今朝リハビリの施設に向かった。そして同僚の退職である。身体がいくつあっても足りないとはこのことか。(-_-;)

こんな時なのに彼女はわたし自身が乗り気ではない「料理教室」に申し込んでいた。ブリギッテが通っている Volkshochschule のイタリア語の先生が日本人向けにイタリア料理も教えていて、それに参加してこいということだ。このイタリア人女性は日本でかなり長く生活していたという。

明日はまた床の縁をつける作業員が来るのでそのための準備をしなくてはならず、料理教室などに通っている心の余裕はない。加えて午後2時過ぎには注文した食洗機が配達されるのでそちらの方の時間も気になる。

そんな気分のまま始まった料理教室の生徒は6人で男はわたし1人。他の日本人女性たちは1人をのぞいてほぼ30台。 なんだかわたしひとりが浮いてしまった感じのまま料理が進んでいった。今日作ったメニューは魚がメインで、
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Orate All’acqua Pazza:
鯛をミニトマトと一緒にワインソースに浸けてオーブンで焼いたもの。左の写真はおいしい臭いがしてきた頃合いのオーブンの中である。

付け合わせは Broccoli Fantasia:
ブロッコリーと長ネギの輪切りにニンニクを加えて炒め生クリーム少々を加え、パン粉を上から振りかけこれもまたワインを加えてオーブンで焼く。

デザートはパイナップルを切ってラム酒、またはレモン汁を加え砂糖を掛けておく。そこにバナナをつぶして生クリームをホイップしたものを上から盛りシナモンを少々振りかける。

出来上がった料理は意外とあっさりしていておいしかった。日本人の舌にも抵抗なく受け入れられる。それにしても生クリームとワインはふんだんに使っていて,このようなものを毎日食べていたら太るだろうなぁと思う。初めての料理教室だったが、テクニック的には特に学ぶべきところはなかった。(笑) 今日の鯛はけっこう鮮度がよかったのでわたしだったら塩焼きにして食べたいところだった。その意味ではイタリア風の魚料理を経験できて良かったとは思う。(^_^)

食べたあと急いで帰宅するとその30分後に食洗機が配達された。これが済んでホッと一安心してわたしは昼寝モードに入る。午後3時過ぎの目覚め。

それから部屋の片付けを始める。明朝はまた職人さんが来るので彼が働けるようにダンボールなどを部屋の真ん中に移動しなくてはならない。軽いものは既に出来上がった階下の部屋に運び込んだ。何度階段を往復したことか。

4時半頃から7時半頃までゆっくりではあるが休み無しで力仕事をしていたら終了した頃にはかなりバテた。ブリギッテが帰宅して夕食を一緒にとったのは8時を過ぎていた。