雪道は危ない

金曜日・雪 / 最高気温マイナス6度

6時半起床。一日中小雪のちらつく鬱陶しく寒い日だった。今日もまた予期しないことが起こり精神的にも疲れた。

まず、ブリギッテを送り出して5分後に彼女からメールが届く。家の向かいの Tram の停留所で、雪の下の氷に足を取られて転び、そのとき手に持っていた iPad mini の液晶ガラスが壊れたという。

そのあとに数度メールが届いたところをみると iPad mini の本体の機能は大丈夫らしい。しかし転んだときに右手を怪我したらしく血の出た写真を送ってきた。彼女は職場に着いてから同僚に手に食い込んだ小石をピンセットで取って貰い、そのあと医者に行って破傷風の予防注射を打って貰ったそうだ。

彼女の怪我の方は大丈夫そうなので少し安心し、わたしはまた片付け作業を始めた。昨日のブログにも書いたように古い雑誌「ステレオ・サウンド」を過去2年間の号を残して残りは思い切って捨てた。昨夜、ブリギッテも彼女の本を吟味して棄てる本をダンボール一杯に詰めてあった。その他の粗大ゴミもまとめて収集所に持って行く。

帰宅して見ると留守電に Nationaltheater から電話が入っていた。来週の月曜・火曜に Zubin Mehta の指揮する Messa da requiem / Giuseppe Verdi に出てくれないかというもの。今年はヴェルディの生誕200年の記念すべき年なのだ。

しかし2月に入ってからわたしは家のリフォームに掛かりきりでほとんど声を出していない。そしてこの曲を歌ったのはもう10年ほども前のこと。(その時も Zubin Mehta の指揮だった。)とても興味のある演奏会だけれどわたしの準備が出来ていないということで残念ながらお断りした。

昼食は残りご飯と冷蔵庫の中のクズ野菜を使って炒飯を作って食べる。そのあとまたまたホームセンターへ。そこで細々としたものを購入して帰宅。

帰宅後は昼寝をせずに,テレビアンテナのコンセントの配線をしたり,明日塗装して貰う部屋の天井の電灯を取り外しそのネジ穴を埋めたりと、単純だけれど注意を要する、時間ばかり掛かる作業をする。ドイツの電圧は日本の100V と違って220V ぐらいあるので感電したらとても危険だ。電気器具をいじるときには神経をとがらせていないといけない。

夕方5時半頃になると外はだんだん暗くなってきて、それと共にわたしの集中力も持続困難になってきた。この辺が潮時と今日の作業を切り上げる。このところ1週間が過ぎるのが速い!明日はもう週末である。今夜は熱い風呂に入ってゆっくり休もう。(^_^)