Hänsel und Gretel の新演出を見てきた

水曜日・曇り / 最高気温マイナス1度

7時起床。今日になって雪は止んだようだけれど、気温はしっかりと真冬のものだからこれまで積もった庭の雪は溶けていない。でも、どうやら明日あたりから少し暖かくなりそう。

朝食のあとメールチェックをして,シャワーを浴びてスッキリとする。そのあと小包二つを近くの郵便集積所まで持って行って発送。

帰宅後、賃貸するアパートの中をカメラで写す。 Canon EOS KissデジタルX で撮ろうと思っていたのだが,交換レンズが故障しているらしくエラーの連発。仕方なく iPhone 4S のカメラを使う。役不足のような気もするがわたしの腕にはちょうど良いのかもしれない。(^_^;)

午後は1時間ほど昼寝をする。今夜は新演出の Hänsel und Gretel を観に行くので体調を整えなくては楽しめない。

Besetzung

Musikalische Leitung: Tomáš Hanus
Inszenierung: Richard Jones
Bühne und Kostüme: John Macfarlane
Neueinstudierung: Benjamin Davis
Lichtkonzept: Jennifer Tipton
Licht: Michael Bauer
Choreographie: Linda Dobell
Einstudierung Choreographie: Anjali Mehra
Einstudierung Kinderchor: Stellario Fagone

Peter, Besenbinder: Alejandro Marco-Buhrmester
Gertrud: Janina Baechle
Hänsel: Tara Erraught
Gretel: Hanna-Elisabeth Müller
Die Knusperhexe: Rainer Trost
Sandmännchen / Echo IV: Yulia Sokolik
Taumännchen / Echo II: Golda Schultz
Echo I: Iulia Maria Dan
Echo III:Agnes Preis
Echo V: Silvia Hauer

Bayerisches Staatsorchester
Kinderchor der Bayerischen Staatsoper

退社後のブリギッテと19時15分に劇場入り口で待ち合わせ。彼女の職場は劇場の斜め向かいなので今日のように雪模様の天気には苦労知らず。

今回の新演出は Richard Jones による演出なのでどんなものになるのか興味深かった。彼の演出した「ローエングリン」はしらける部分が多かったけれど今回の Hänsel und Gretel は各所に、特に休憩後の場面に面白いギャグがあって楽しめた。休憩前の舞台は少し退屈。

ヘンゼルとグレーテルは各ナンバーに振り付けがあって,これはどうかなと疑問に思った。これだと今度の配役の歌手が病気になったときなど代役が立て難い。とても1日で憶えられる振り付けではないからだ。

ソリストの中では魔女役の Rainer Trost が秀逸だった。彼はこれまで魔笛のタミーノとか ” Falstaff ” のフェントン役を歌っていたリリックテノールだが、意外と芸達者な面を見せて楽しめた。本格派投手がピークを過ぎて軟投派に切り替えてきたような感じ。

ドイツの劇場で Hänsel und Gretel を上演するのは大体クリスマスの時期なのだが、今回は復活祭りに的を絞って新演出をぶつけてきた。どうしてだろうと疑問に思ったのだが、子供たちの多い客席を見て「ああ、今は復活祭の休暇中なのだ」ということに気がついた。学校が休みのこの時期にこのオペラを上演するのは確かに理にかなっている。それにここ1週間前からの天気はまるでクリスマスの頃のような寒さだから。

4 thoughts on “Hänsel und Gretel の新演出を見てきた

  1. Rainer Trostは、僕が渡独して1年目の95年12月にケルン聴いたのを覚えています。Andreas Homokiの演出で、彼がタミーノ、Franz-Josef Seligがザラストロ、そして当時はケルンの歌手でリリックソプラノだったNina Stemmeがパミーナ、さらには、今ではドラマチックソプラノとして活躍するAnne Schwannewillmsが侍女の2を歌っていて、彼女は当時まだケルン音大でHans Sotinの生徒さんでした。

    そんな中でもTorostの美声は印象に残っています。ここ2年ほど前にヴィーンの教授になったというのも聞きましたが、例えばバッハなんかのコンサートでの活躍というのも期待出来るんではないでしょうか。

    • そうだったんですか。Trost は美声のリリックテノールが年齢と共に良い方向に成長、変化していくひとつの例ですね。せっかくの美声を間違った使い方をして壊してしまうテノールがままありましたから。それにしてもリリックソプラノの Nina Stemme というのが想像できません。(^_^) コメント、ありがとうございました。

  2. 私も30年前ミュンヘンで「ヘンゼル」見たことがありました。確かクリスマス24日のマチネーで売り切れ、音楽が美しくて好きなオペラなのでキャンセル券を譲ってもらって入りましたが、さすがにおめかしした子供たちばかりでした。
    今年はパリでも4月半ばから「ヘンゼル」の新演出が出て、「何で今頃」と思ってたんですが、そう言えば多少学校の復活祭休暇と重なってますからそういうこともあったのかも知れませんね。

    Trostはパリでも90年代半ばから2000年代初めに「コジ」「ジョヴァンニ」「カプリッチョ」などを歌ってくれ、まだ若いと思ってたんですが彼もそろそろキャリア後半に入ったということですね。

    • 復活祭の時期にHänsel und Gretelというのも,観客が子供たちだということを考えると確かに有りですね。今回の演出は大人も大いに楽しめました。妻も「オペラで思い切り笑ったのは久しぶりだった」と満足でした。

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