今夜もガスタイクでの演奏会を聴く

3月25日(火)・くもり/最高気温6度

7時25分起床。昨夜はベッドに入ったのが12時半ぐらいだったがそれから朝まで通してグッスリと眠ったようだ。そのわりには起きてからどうもスッキリしない。鼻がグズグズしてる。用心して今日も夕方まではどこへも出掛けなかった。

昨日演奏会で聴くまではブルックナーの交響曲3番がフワフワとしてとらえどころが無かった。演奏会から一夜明けて午前中にもう一度同じカール・シューリヒト指揮の CD を聴いている。聞き覚えのあるフレーズの所々で指揮者が示した表情や身体の動きが蘇ってきて楽しい。生の演奏を聴かなかったらこの感覚は絶対に得られなかったものだ。やはり高いお金を払っても演奏会には行くべきなのかな。それとブルックナーの交響曲全集が欲しくなった。誰の指揮するどの版が良いのだろう。

そんなわけで今日も本を読みながら音楽を聴いていた。ブルックナーを聴き終わったあとは今夜の演奏会での演目のベルリオーズ:幻想交響曲を聴き始める。これはリッピングして iPad mini Retina の中に入れ Airplay で SoundTouch 20 に飛ばして聴いている。 SoundTouch 20 もエージングが進んできてかなり音がこなれてきてる。この曲は今月初めにも慶応大学のオーケストラで聴いているのだった。

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今夜の演奏会は下記のもの

1.Claude Debussy:Prélude à l’après-midi d’un faune
2.Franz Liszt:Klavierkonzert Nr. 2 A-Dur
3.Hector Berlioz:Symphonie fantastique op. 14

Montreal Symphony Orchestra
Marc-André Hamelin, Klavier
Leitung: Kent Nagano.

この演奏会はわれわれの友人夫妻が昨年のクリスマスにプレゼントしてくれたもの。演奏会は20時から始まるのだが、18時30分にガスタイクの裏にあるトルコ料理店で待ち合わせ、そこで軽食をとってから演奏会場に乗り込んだ。

リストのピアノコンチェルトはなんだかとらえどころの無いままに終わってしまった。ピアニストのアンコールも無し。

今夜のハイライトはやはり休憩後の幻想交響曲。このオーケストラは少し重心が高めかもしれないがいろいろな色彩が感じられて楽しめた。アンコールが2曲続いて、
1.「アルルの女」第1組曲
2.ボレロ
とサービス満点だった。観客も大喜びで最後はスタンディングオベーション。昨日は6〜7割の入りだったが今日はほぼ満席。ケント・ナガノ氏の人気が高いのか。