自力で歩けなくなった

10月5日(日)

先ほど日付が変わって現在は真夜中の0時半。義父の憔悴振りが目立ってきて、先ほどはトイレに行きたいと言う彼をブリギッテとわたしが2人で介添えした。手押し車を使っても彼1人でトイレまでの数歩を歩くのはもう無理な様子。

ブリギッテは今夜は義父のベッドわきに椅子を置いて、そこに座って夜を越すと言う。ちょっと無理な姿勢で長続きはしないように思う。わたしも何かあったときにブリギッテを助けてあげるつもりでダイニングキッチンの食卓に座っている。しかし0時半を過ぎて少し眠くなってきた。

午前1時を過ぎた頃に自分のベッドへ入って眠る。目が覚めたのは早朝の午前6時15分。義父の部屋へそっと行ってみたら室内が暗かったせいかわたしをヘルパーさんと間違えた。身体を洗いに来てくれたと思って喜んだらしい。わたしはそのあとまたベッドに戻り8時半頃までグッスリと眠った。

ヘルパーさんは9時頃にやってきた。こんな時でも義母はきちんと日曜日のブランチに来る。まあ、来なかったら来なかったで面白くないのだが。まったくわたしの心の狭さよと自分を叱る。

朝食のあとさすがに疲れたブリギッテが下の部屋で睡眠を取る。その間、義母は椅子の上で目をつぶっている義父のそばで手持ちぶさたに座っているだけ。会話の声はまったく聞こえて来ない。

今日も次女が義父の見舞いに訪れ、そのあとでブリギッテの甥がこれまた2人の息子を連れて見舞いに。気持ちはわかるが正直言って煩わしい。

わたしはそれからウォーキングへ。昨日は歩けなかったが今日はいつも通りに11337歩・96分を歩いて帰宅。すぐにシャワーを浴びて洗髪した。

夕方ヘルパーさんが来て義父の身体をシャワーで洗ってくれたようだが、それが終わってベッドに向かうときに膝から崩れ落ちて立ち上がれなくなった。彼の体重は60Kgくらいなのだがヘルパーさんとわたしとブリギッテの3人でようやくベッドまで運び込む。ヘルパーさんの来ているときで良かった。

これで義父が自力でトイレに行くということは無くなったという現実が残った。夜中にベッドから落ちないように木枠を嵌めてから、わが家から一駅のところにある病院へ急遽車で走って尿瓶とオマルを借りてくる。これから下の世話が始まるということだ。わたしに出来るかなぁ?

幸い明日は月曜日なので家庭医と今後の方針について相談してくる予定。