汗ばむほどの快晴

10月9日(木)・快晴/最高気温26度

6時起床。久しぶりに明け方に足が吊って目が覚めた。かなり痛かった。今日からまたブログを再開する。

義父が10月6日、深夜に亡くなった。自分の足で立ち上がれなくなった次の日に93歳の生涯を閉じた。最後の二日間はうわごとを言う状態が続き、ずっと枕元に付き添っていたブリギッテに手をさすられ、頭を撫でて貰いながら息を引き取った。わが家に来てから16日目の死である。

9月21日(日)にわが家に来たときにはわたしが想像していたよりも元気で、この状態だと問題なく年を越しそうだな、と思ったのだが途中から食物を受け付けなくなり、それからの衰弱が速かった。

ブリギッテは3週間の休暇を取っていて、今日からまた仕事に出掛けなくてはならず、そのあとはわたしが日中の看護を引き受けることになるので大いに不安だった。わたし1人での看護は肉体的にも無理だと思っていたのだ。

それで義父が生きていたら昨日から彼は近くの病院に入る手続きをしてあった。この病棟は病気を根治することが目的ではなく痛みを和らげて苦しまずに死を迎えられるようにという治療法だ。Palliative Care というもので日本語に直すと 姑息的治療 という妙な名前だ。癌患者の末期などに入院してもらうようだ。

それが計ったように10月6日に亡くなり、7日、8日と死後の手続きなどを終わりブリギッテは今日からいつものように仕事に出掛けることが出来る。なんだか不思議なほどの段取りの良さだった。

ブリギッテが出勤していってからわたしも以前のようにウォーキングへ。ここ数日はウォーキング出来なかったので今日は用心して8339歩・71分で止めておいた。

朝から素晴らしい天気となり気温もどんどん上昇していく。午後2時半頃に義父が使っていたベッドを引き取りに来た。その後念入りに掃除機を掛けて窓を全開にして空気を入れ換える。死後3日目になりようやく異臭が抜けたようだ。

その後 Rosenheimerplatz まで出て床屋で髪を切ってもらう。義父の介護で髪を切る時間が無くてずいぶん伸びてしまっていたのをサッパリと切り落とした。理髪師はイラク人で彼らの髪の毛も硬いから日本人の髪の毛を切るのは慣れたものなのだろう。12€とリーズナブルな料金で(洗髪は無し)仕上げも満足のいくものだった。しかし首筋から背中に掛けてチクチクするので帰宅してすぐにシャワーを浴び洗髪。

ブリギッテはいつもより遅い19時半頃の帰宅。次女は明日でミュンヘンの研修が終わるので職場にケーキを焼いて持って行くとかでブリギッテと同時に来訪。腹ぺこの2人のためにわたしが焼きそばを作って食べさせる。

また夜中に足が吊るのは嫌なので、今夜はマグネシウム入りのカプセルを飲んで就寝する。

汗ばむほどの快晴」への2件のフィードバック

  1. お義父さまのご冥福をお祈り申し上げます。
    ブリギッテさんに手をとられての、ご逝去、心安らかに逝かれた
    のではないでしょうか。
    奥様がお力落としだと思いますので、いたわってあげてくださいね。

    • まだ事後の整理がついていませんので気丈夫にやっておりますが、それらが全て片付いたときに気の緩みがでるかもしれませんね。
      注意して見守ります。

リンデ へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です