レコード三昧の午後

12月16日(火)・雨/最高気温8度

6時半起床。今日は朝からシトシトと雨が降る天気。傘をさせば歩けない天候ではなかったが、やりたいこともあったので今日は午前中にウォーキングは中止と決めた。

11時過ぎにブリギッテに頼まれていたクリスマスプレゼントの小包を発送する用事を済ませる。そのあとで Tram に乗り Rosenheimerplatz まで出掛けた。今日は火曜日で鶏の丸焼きの屋台が出る日。昼食にとそれを買って帰宅。家を出る前に炊飯器のタイマーを仕掛けていったから13時頃に食べ始めることができた。

午後はやりたかったことーーーステレオいじりーーーをする。先月帰国したときにLPレコードのカートリッジを購入した。これまで使っていた DENON/DL103 C1 が限界に来ていたので同じ種類の DL103 R を買ってきたのだ。

ドイツに戻ってから交換作業をする気が起きないまま今日まで放っておいたが急にやる気になった。カートリッジの交換ってもう何年やっていなかったろう。

事故もなく交換作業を終わり、トーンアームのバランスを取り直したあと数枚のLPレコードをかけてみた。1枚目を聴いたときにはガサガサとした音で「アレッ?」と思ったが3枚目あたりから滑らかで刺激のない充実した中音域の詰まった良い音が鳴り出した。興に乗ってそのまま5枚ほど棚から引っ張り出して聴き進める。

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久しぶりにハリー・ベラフォンテの歌を聴いたが、彼の心のこもった歌唱力は素晴らしい。アカペラで始まる「ダニー・ボーイ」はしみじみと泣かせる。それとジョージ・セルは本当にいい指揮者。

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聴き終わって外を見たらもう真っ暗。いつの間にか18時を過ぎていた。今夜はブリギッテがまた友人と会って食事をしてくるというのでわたしはご飯作りをしなくても良い。昼食に鶏を半羽1人で食べたのでまったくお腹が空いていない。ちょうど良かった。

レコード三昧の午後」への3件のフィードバック

  1. あっ、このセルのモーツァルト39・40番のLPはジャケット写真もよく覚えています。これはCBSソニー盤かな?
    70年万博の際の大阪フェスティヴァル・ホールでの公演写真だったとかで、舞台奥に大阪万博のロゴが見えますね。
    これは演奏も素晴らしいものでした。
    セルのモーツァルトとクライバーの運命をLPでですか。優雅なもんですねぇ。

    • 時間だけはタップリあるリタイア者ですのでお見逃しを。(笑)
      改めてジャケットを見ましたら次のようになっていました。
      ■セヴァランス・ホール(クリーブランド)で録音
      ■プロデューサー:アンドリュー・カザン
      ■カバー写真:河崎宏介(大阪フェスティバルホールで撮影)
      盤はCBS SONY です。このジャケットの中に「特集 ジョージ・セルをしのぶ」という紙が入ってるのですが、それに寄稿している音楽評論家の皆さん(村田武雄、藁科雅美、大宮真琴、の各氏)ももうこの世にいない。なんだか寂しくなりました。

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