花粉症には恵みの雨

4月28日(火)・雨/最高気温10度

7時20分起床。未明から雨が降り続いていたようで夜中にも雨音を聞いたようなかすかな記憶がある。わたしの花粉症にとっては良い雨と言える。

こんな日にはじっくり腰を据えて本を読むに限ると思っていたら、レンタル中の映画が2本とも期限が近い事を「お知らせ」で知った。ちょうど良い機会なのでそれを観ることに決める。

1本目は「4月物語」という1998年製作の松たか子主演でこれといって内容の無い映画。これは1時間7分という短いもの。そのあとに「シングルマン」という映画を見た。こちらは2010年製作の1時間47分と普通の長さ。両方とも¥100のレンタル料。

2本目は同性愛者の大学教授が16年間一緒に暮らした恋人を自動車事故で失い、その痛手から立ち直れずに自殺を準備するが、発作で死亡するという暗い内容。でもこの映画はところどころに人生訓の会話が散りばめられていて興味深かった。例えば

教授:「老人」って言葉は禁止なんだ。今は「高齢者」と呼ぶ。
昔の恋人(女性):「老人」もだけれど「高齢」だって嫌だわ。
教授:なんでも言い換えるのは文化や習俗(マナー)の衰退だ。

とか

人生が価値を得るのは ごく数回 他者と真の関係を築けたときだけだ。

など。

雨の勢いが少し弱まった時を見計らって近くの郵便扱い所に手紙を出しに行ってきた。近頃はメールで済ませることがほとんどだけれど、たまには手紙でなくてはいけないときもある。

帰宅して昨日残った「炊き込みご飯」を温めて食べ、そのあと1時間の昼寝。

夕食は「マカロニサラダ」と「鶏の生姜焼き」を作った。どちらもまあまあおいしく出来てブリギッテの帰宅を待ったが、彼女の帰宅は8時過ぎ。仕事の方が忙しいらしい。

食事のあとはサッカーのテレビ中継を観戦。DFB Pokal というタイトル戦の準決勝で「バイエルン・ミュンヘン」対「ドルトムント」という好カード。香川選手も先発出場だったが途中交代。彼のパスミスで先制点を取られたのは残念。しかし試合は結局PK戦にもつれ込み、まさかのドルトムント勝利。これを観てから今日は遅い就寝となった。

花粉症には恵みの雨」への4件のフィードバック

  1. もっと気色の悪い表現があります。「後期高齢者」。(75歳になると。)、この先はどのように名付けるのでしょう?言葉でもっと感じの良い表現ができないものかと思います。

    • 全く誰が考えた命名でしょうね。官僚のバリバリでしょうか。
      ひとつだけ認めるとすれば「人間には自分がその立場に立ってみて始めて分かる痛みがある」、かな。

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