2度目のお雑煮

1月6日(水)・晴れのち曇り/最高気温8度

7時起床。眼が覚めたときに隣のベッドからため息が聞こえるので、どうした?と訊ねたら「寝返りを打つとまだ気持ちが悪くなる」との返事。

昨夜の感じではずいぶん良くなったかなと思っていたので彼女もガックリ。一旦ベッドの端に座って、彼女の左右に身体を倒す運動を助ける。助けると言ってもストップウォッチで左に倒して1分、右に倒して1分、まっすぐに座って3分というセットを3回、スマホで計測しながら様子を見るだけなのだが。万が一の時の用心に誰かが側に付いているようにと医者の言いつけである。

わたしはそのあとシャワーを浴びて洗髪、朝食の用意をした。ブリギッテは体操のあとまた眠くなったらしく寝室を覗くとグッスリと眠っている。そのままにして1時間後に一緒に朝食をとった。

彼女もシャワーを浴びたあとはほとんど気持ちの悪さも取れたようでほぼ正常。今日はクリスマスツリーを片づけて正常の日々に戻るのが習慣なので、われわれもツリーのオーナメントを外し、ケースにしまい込んで地下室へと運んだ。モミの木は今年もわたしが枝を払い落とし、幹は庭の片隅に、枝はバラの木の根元に防寒用にと敷き詰める。

ダイニングキッチンの床もきれいに拭き掃除をして、ようやくこれで平常の環境に戻った。その作業中もブリギッテの様子を注意深く見ていたが日常の生活には余り支障がないようだ。

小腹が空いたので軽く昼食をとったあと、二人とも昼寝。

眼が覚めてからまた身体倒しの運動。そのあと外の新鮮な空気を吸いたいというので、最短コースを20分ほど歩いて帰宅。この時の彼女はほぼまっすぐ歩いていた。昨日の午前中はフラフラ揺れ動いて心許なかったのだが。

夕方5時頃にアンナとカローラが訪れる。カローラの夫は遅れて6時半頃に到着。二人とも1月1日からハンブルグに旅行に行っていてお雑煮を食いはぐれたので、今日ご馳走することにした。餅好きのアンナはそのお相伴である。

あいにく蒲鉾がなかったのでちくわで代用。昨日、新鮮なほうれん草を買ったのが、とてもおいしかった。お雑煮でそれぞれが4〜6個食べたあと、磯辺巻きのリクエストが掛かって、昨日作った餅を全て食べ尽くした。これだけ喜んで食べてくれると作った方も気持ちが良い。

今回はいつもより薄めに延ばして市販品の切り餅と同じ感じだったが、この方が早く焼き上がるし、全体の歯触りも良い。

夕食は8時頃に終わって、わたしを除く4人は下の部屋でブリギッテの小さい頃の8ミリフィルムを見ている。ブリギッテの様子は大丈夫なようである。

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