山寺、そして楽しい夕べ

4月30日(土)・晴れ/最高気温15度

7時起床。
ゆっくりの目覚め。シャワーの時に洗髪もする。日本に戻ってから髪が柔らかくなったような気がするけれど水のせいか、それとも歳をとったせいか。

フロントで新聞の朝刊を取るついでにセブンイレブンに行きおにぎり二つとコーヒーを買って部屋に戻る。これが日本に来てから朝の慣行となっている。お腹にもこれぐらいの量がちょうど良いようだ。

今日は夕方までは時間がタップリとあるので山形市の観光・名所を探してみたが気に留まったものがないので山寺に登ってみる。4年前に来たときには友人のF君が車で連れて行ってくれたから記憶がボンヤリとしている。そのときには対岸から山寺を眺めただけだった。やはり自分の足で登ってみたい。10時頃にホテルを出る。

仙山線の次の発車時間が午前10時50分だったので駅の中の名店街でしばらく時間をつぶす。山寺まではけっこうな数の観光客が乗っていた。

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下から見上げてみるとけっこうな勾配なので一息で登るのは無理と悟る。肝心なのは転んだりして事故を起こさないこと。なんと言っても旅先のことだから。登り口まではけっこう風も強かったのだが傾斜に差し掛かってからは風もなくなった。

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登り始めてみると、想像していたようにキツイ! 最初の20分ほどは2回ほど休憩を入れた。そのあとは身体が慣れたのかスイスイと足が運ぶ。途中には「ここまで○○○段登りました。奥の院まではあと○○○段です」という表示が出ているのがありがたかった。

奥の院まで登るとさすがに満足感がある。今日はわたしの大好きな「青い空と白い雲」が拡がっていて途中にある山桜や紅葉の葉がとても映えた。下りにはときどき立ち止まって携帯で写真を撮る。今回は一眼レフを持ってこなかったのでこんな時にはちょっと残念だったが一眼レフはやはり旅行カバンの場所を取るし重いし。(-_-;) 下の写真は下山の途中で写した下界の眺め。立っているところはかなり高い。

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13:10発の仙山線に乗って再び山形市へと戻る。小腹が空いたので山形名物のソバでも食べようと駅の東口にある更科で盛りそばを食べる。しかし、これが失敗だった。

部屋についてすぐにバスに湯を張り疲れた身体を浸す。そのあと45分の昼寝。

今夕は google + でお付き合いを願っているご夫婦一家と会食の約束をしていた。18時の待ち合わせで17:30頃にホテルを出たのだが少し早く着きすぎた。ご夫婦が注文してくれた料理の数々は盛りつけも素晴らしかったし素材も新鮮でおいしい。しかし昼食の蕎麦がまだ消化しきれていなかったのかわたしのお腹は間もなく満腹を告げてきた。せっかくこんなにもおいしい日本料理が目の前に横たわっているのにと本当に残念だった。

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それを救ってくれたのは10歳と9歳になる2人の娘さんたち。いや〜、この子達の食欲の素晴らしさ。見ているだけで楽しくなった。おかげでせっかくの料理を無駄にすることもなくお皿の上は全て完食。

21時過ぎにお開きになり、ホテルまで送っていただいた。
今日は日中に身体を動かし、夜は暖かいご家族とのおいしい食事と完璧な1日だった。

山寺、そして楽しい夕べ」への4件のフィードバック

  1. 漁師町に育った僕にとってこういうお魚はたまりません。この間のお義姉さんのお作りになったお料理もそうでしたが、外国生活が長くなるとこういう食事が本当に恋しくなりますね。

  2. 私が昇ったのは40年近く前の学生時代で3月、仙台側とは打って変わった驚きの深雪で、若くてもきつかったです。途中で諦めてる人もいましたね。
    てっぺんは人気も少なく、深雪の上に青空が広がり感動的でした。
    見おろす景色は見覚えがありますが、雪景色も素晴らしかったけど、新緑の季節もいいですね。

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