「根付けと提げ物展」を観る

5月5日(木)・快晴/最高気温28度

6時起床。
今日も早い目覚め。食べ過ぎて少し重苦しかった胃腸も今日は正常。ということでいつもの通りおむすび2個とコンビニのコーヒー(大)で朝食を済ませる。外は素晴らしい天気で東側に窓のある29階のこの部屋は朝から熱戦が飛び込んでくる。

今日は「子供の日」で祝日。新聞を読んでいるとやはり少子化問題が取り上げられている。

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今日は錦糸町の「たばこと塩の博物館」での催し「根付けと提げ物」(細密工芸の華)展を観ることにした。根付けというのは昔から興味があるしブリギッテの勤めている宝石店の工房に働く人たちも興味を持っている。少し早めの8時半頃に大井町駅から京浜東北線に乗った。乗り換えは秋葉原。

今日は暑くなりそうな感じだったが錦糸町に着いた9時少し過ぎた頃はまだ空気が朝の清々しさを保っていた。駅からはスカイツリーがすぐそこに建っているような近さ。

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開館前30分ほどの9時半だったからちょっと待てば昇れるかなと思っていちおう行ってみた。そうしたら90分待ちだって!時間が勿体ないし、昇ったところでどうといいうこともないと思いすぐに諦めた。そこから「たばこと塩の博物館」へ向かう。着いた時には開場2分前。祝日だからか入場料は無料だった。

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根付けは想像していた通りの品揃えだった。これ以上多くてもちょっと持て余したろう。それぞれの精密な彫りは感嘆ものだ。ただ陳列してあった台が低すぎてよく見ようと思うとそのたびに膝を折らなくてはならなかったのはちょっと辛かった。展覧会慣れした用意のいい人が単眼鏡を持って来ていたのはさすが。会場内の撮影は禁止だった。

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そこを出たあと上の階の塩の博物館、たばこの博物館をみる。ここもなかなか面白かった。再び錦糸町駅までの道を歩くが12時を過ぎたこの時間帯はさすがに暑かった。できるだけ日陰を縫って歩く。駅の近くに行けばうどんを食べさせる店があるかと思ったが見つからなかった。そこで今回2度目の吉野家で豚丼を食べる。¥330。

大井町駅に着きアトレ内のユニクロに立ち寄り自分のシャツを4枚購入。ホテルに戻ってから昼寝を45分。

夕方6時からはS氏夫妻との会食。ホテルの2階にある居酒屋「わん」での食事。いろいろな話題で話が弾み楽しかった。ミュンヘンで生まれたお嬢さんが先月の29日に結婚したという話に心が温かくなる。

9時過ぎお開きとなり自室に戻る。

「根付けと提げ物展」を観る」への4件のフィードバック

  1. 根付は海外に流出したものの方が国内残留数より多いとかで、こちらでの方が知られてるかもですね。
    パリにもエヌリー美術館という館ごと国に寄贈された19世紀の個人コレクションがあり、私も昔ドイツ人の友達が見たいというので行ったことがあります。無料でしたし。当時私は小彫刻みたいなものという以上のことは知りませんでした。

    • あの精細な彫り物はやはり素晴らしいと思いました。小さいものは本当に驚異的に小さく、どうしてこんなことが出来るのだろうと感嘆しました。しかし、全体を見渡してみるとわたしの想像していたよりは大柄の根付けが多かったようです。小さくてよいものは外国での方が見られるのかもしれませんね。

  2. 私は日本は少なくとも都市部は人が多すぎると思うので、人口規模が縮小するのは必ずしも悪いことばかりではないと思っています。
    少人口、低成長、1人当たり高GDPのオーストリアやデンマークみたいな例もありますし。
    過渡期の間は人口動態的には我々以降の世代が年金給付の大幅減額を忍ぶしかないし、介護サービスを積極的なビジネス・チャンスと考える発想・雰囲気転換も必要でしょう。
    仏でも高度成長期にあたり、生涯所得・年金受給で最も得したのは68年大学紛争世代だと言いますね。
    欧州の苦渋を目の当たりにすると外国人労働者大幅受け入れはやはり微妙な選択に映ってきますね。

    スカイツリーは朝8時前に行かないとダメとか聞きました。
    私には無理です。

    • ドイツを見ても外国人労働者の大幅受け入れには確かにいくつかの難問が控えていますね。介護サービスをビジネスに、というのはドイツでもその方向に向かっているように感じますが、そこに携わっている人たちのほとんどが外国人であるということにその矛盾が端的に表れています。
      スカイツリーは8時半ですか! 即、却下です。(笑)
      今回は「伊藤若冲展」も観たかったのですが、6時半から既に列が出来ていたのを知って諦めました。またまホテルで若冲の絵を科学的に解析しているNHKの番組をた観ましたが、そのリポートが素晴らしいものでした。NHKを見直しましたよ。英・独・仏語に翻訳して放送したら皆驚くでしょう。ARTE でやってくれないかな。

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