映画「ダラス・バイヤーズクラブ」を観た

ダラス・バイヤーズクラブ

今朝マックでメールを読んでいるとアラートが出た。
「レンタル中の映画「 ダラス・バイヤーズクラブ 」があと2時間で期限が切れます」というものだった。ひと月ほど前に¥100でレンタルしたものだが観ないで捨ててしまうのも惜しい。あまり気が進まなかったけれど観始めた。

想像していた通りに、最初はわたし好みではない場面の連続だったけれど、この映画がAIDS の新薬に関するものだったことが分かってきて興味が湧いてきた。

現在わたしが住んでいるアパートの3階にもホモセクシャルの男性がいて、ある時期から彼はエイズに罹っていた。しかし彼は現在でもまだ生存している。彼がエイズに感染したのはちょうど新薬が見つかった頃だったから、その意味では幸運だったのだろう 。

ただ、薬の副作用なのだろうが死は免れてもその容貌は一変してしまう。何人ものエイズ患者を見てきたので、今ではわたしでも「あ、この人はエイズに罹ったけれど新薬で助かっているな」という見分けが出来る。それだけエイズに罹った人の顔にはある種の特徴がある。

わたしの職場だったオペラ劇場でも1980年代の後期はエイズに感染した人が数人いて、その人達はわたしが「あれ?急激に痩せて、ちょっと容貌が変わったな」と思うと間もなく死んでいった。

たとえば合唱団の同じテノール仲間だったあるアメリカ人もあっと言う間に死んでしまった。劇場入り口に座っていた受付の男性も「この頃顔を見ないな」と思ったらやはり亡くなっていた。あの頃は本当に「エイズは死の病」だった。

わたしの受けた感じではエイズへの新薬が普及した時間はかなり迅速だったと感じる。わたしも知らなかったのだが、抗エイズの薬を作ったのは日本人らしい。

アメリカではさまざまな事情でこの新薬を解禁する時期がずいぶん遅れたらしい。この映画はそれと戦ったダラスのカウボーイの物語。

朝から調子が狂った

8月19日(金)・雨のち晴れ/最高気温23度

7時半起床。
5時半頃に一度トイレに起きたのだが、もうブリギッテは起床していた。いちおう朝の挨拶をしてからわたしはまたベッドへ戻り次に目が醒めたら7時半過ぎ。ブリギッテはすでに出社したあと。

食卓の上にメモがあり、洗濯機の中の洗い上がったものを干しておくことと、乾燥機の中に入っているものを出しておくようにと書いてあった。大抵の家事はわたしもやるのだが、洗濯機の操作だけはやったことがない。なにやらいろいろなプログラムがあって複雑なのだ。

で、洗濯機の扉を開けてみるとなんだかおかしい。脱水が完全ではないようなのだ。しかし洗濯機の行程は終わっているようなのでそのまま干した。次に乾燥機を開けてみるとこれもまた完全には水分がとんでいない。これも取りだして干す。

それが終わってから1人で朝食をとり、Macを開いたら「あなたが iTunes からレンタルした映画はあと2時間で期限切れです」というダイアログがでた。一瞬、1€だからまあいいかと思ったがそれはないだろうと思って観始める。この件は別エントリに記す。

午前中は雨が降っていたから昼前から映画を観てる、という罪悪感は感じなかった。昼食は簡単に「塩豚」を使った炒飯を作って済ませる。「塩豚」は今日で完食。また作ろうと思う。

そのあと40分のタイマーを掛けて昼寝を試みたが妙に目が冴えて眠れなかった。この時間にはもうすっかり良い天気になっていたから午後3時頃からウォーキングに出掛ける。今日は一万歩に千歩欠けるコース。

夕方5時にブリギッテの仕事場に彼女を迎えに行く。明日からまた一泊旅行をするので週末の買い物を今日中に済ませておきたかったらしい。わたしは彼女が買い物をしているあいだ車の中で彼女を待っていただけだったが、それでも1時間半ほどかかった。

彼女はそのあと義母宅に立ち寄り義母のために買ったものを運び込み、夕飯を作ってあげてから帰宅。

今夜は彼女も疲れているから簡単に済まそうと、まぐろを使ったスパゲッティしにした。朝から生活のリズムが崩れたせいか、なんだか疲れた。

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