わたしは「客寄せパンダ」か?

昨日(2016/10/14)の日記で「ちょっといい話」を書いた。そのことがまた朝食時の話題になったのだが、彼女曰く「あのおばあさん、わたしはあれ以後もちょくちょく見るんだけれどわたしが誰だかをまったく意識していないみたい。あの時はわたしが声を掛けて、あなたは運転していただけなのに、お礼を言われるのはあなただけなのよね」

これに類したことは過去に数え切れないほどある。要するにここドイツでは小さな白髪頭のアジア人は、ドイツ人の中に混じるとより強く人の印象に残るということだ。これが逆にわれわれが日本に住んでいたとしたらまったく同じように逆のことが起こるに違いない。

今日の午前中、ブリギッテは義母を連れて大型家具店へと向かった。最近の義母は居間に座ってテレビの画面を眺めている時間が多い。それに適した快適な椅子がないのでソファの上に寝そべって見ているから、首が凝るらしい。

そこで義母のこども達3人が話し合い、彼女にテレビを見続けていても疲れないような椅子をプレゼントすることにしたらしい。その品定めにブリギッテは義母を連れて行った。

その店はミュンヘン郊外にある SEGMÜLLER 。われわれもそこで安楽椅子を2つ購入していて、年配の店員さんのアドヴァイスがなかなか良かった。

で、朝食の時にブリギッテが「あなたも一緒に来ない?」と誘うが、わたしはその時間にウォーキングがしたかったからキッパリと断った。彼女がわたしを誘った理由は「わたしがその店員さんに声を掛けても彼はわたしのことなど憶えていないけれど、あなたが一緒に居ればすぐにああ、安楽椅子を二つ買ってくれた客だとわかってサービスも良くなると思う」それだけのためにわたしの貴重な午前中を奪うつもりか?

そのときわたしの頭に浮かんだのは「客寄せパンダ」という言葉だった。

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