町の本屋は消え去るのみか

知人にプレゼントしたいと思った本があって、午前中に街へ出たついでに本屋で探してみた。その本はイタリア人が書いた “In Her Kitchen” という。日本語にも翻訳されていて「世界のおばあちゃん料理」という題名になっている。残念ながらドイツ語にはまだ訳されていないようだ。

前もって amazon.de で調べて行った。amazon.de では値段は29.9€で配達は明日。ミュンヘン市内で一番大きい本屋 Hugendubel で聞いてみたら在庫は無しで注文になるという。来るのは12月14日、そして値段は38€ということだった。

わたしの心情としては条件に若干のマイナスがあっても町の本屋で買おうと思っているのだが、これだけの差があると如何ともしがたい。

夕食時に Brigitte とこの件について話し合った。彼女は「年配からお年寄りの人はインターネットでは買わずに本屋で買うと思う」と言う。しかしその年代層が買う本の量は限られている。やはり本を読む層は若者たちが一番多いと思うのだ。そして本をたくさん買う人ほど一冊の値段の差はボディブローのように効いてくるはず。

・在庫
・注文してから手に入るまでの期間
・値段

上記の条件にこれだけ違いがあるとすると町の本屋さんが早番消え去るのは仕方のないことなのかもしれない。

6 thoughts on “町の本屋は消え去るのみか

  1. そうですね。私も日本にいた頃は本屋は街中では一番長く時間を過ごした場所だったような気がするのですが、いつの間にかこちらでも日本でも本屋には余り行かなくなってしまいました。
    専門店に行ってさえ自分の見たい本が必ずあるわけではないし、ネットで本の中身までかなり覗け、ネット書店で専門書でも外国書でも中古割引価格でたちどころに自宅まで届くのですから当たり前ではありますね。
    オフィスの側さえ2軒あった書店はここ数年で消え、今は歩いて行ける場所に本屋はありませんから、昼飯の後に立ち寄る楽しみもなくなりました。
    自宅の側にはまだまともな本屋が1軒あるので週1回立ち寄ってますが、最後に買ったのはいつだったか・・・(笑)。

  2. 日本でも同じです。書店はどんどん消えていっています。
    私も、同じ買うなら書店を応援したい、と心では思っているのですが、
    芦屋の実家を引き払った際の荷物を東京のアパートに受け入れるため、
    図書館で読める文庫本などは一切処分してしまいました。
    図書館で読めないような本以外は、電子書籍に…
    限られたスペースで暮らさざるをえない以上、こういう選択になってしまい
    ますね。

  3. コンビニが本を扱い始めたあたりから、書店は斜陽でしたが、インターネットの出現で大手以外は生存が難しいですね。その大手すら、最近は取次の倒産の影響を受けて連鎖倒産なんてことがままありますから、難しいです。

    僕も好きだったり応援してたりした本屋が次々となくなり、自分自身も本の世界から居場所がどんどんなくなっているので、なんともツライです。

    • 日本はコンビニでも本が買えるのでしたね。忘れていました。
      電子書籍の分野でも、わたしは応援の意味で「紀伊国屋書店」を使っているのですが、最近、amazon.co.jp にはある在るが「紀伊国屋書店」には無いということを数冊経験しました。確かに単価は amazon.co.jp の方が若干安いようですが、「紀伊国屋書店」もポイント制で頑張って対抗しているようです

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