快方へ向かっている

5月4日(木)・曇り/最高気温15度

7時半起床。

昨夜はよく眠れた。そのせいか今朝はかなり気分的にもスッキリした目覚め。ただ風邪をひいたときと同じような痰が出始める。やはり風邪だったのか。

朝食のあとは大事をとってもう一度ベッドに入りウツラウツラと眠る。昼食のあとはそのまま起きて過ごした。

今夜は20時からバイエルン放送交響楽団の定期公演6回目があるのでそれまでには少しでも回復しておきたい。あいにくの曇り空の中、7時過ぎに家を出た。

例によって演奏会場ではブリギッテの親戚2人と友人夫婦に出会う。カーテンコールの途中で会場を抜け出し、早足で歩いたらちょうど来た Tram に乗れて思いのほか早く22時半の帰宅。

BRSO定期公演 6/8

今夜はバイエルン放送交響楽団(BRSO)の定期公演6回目である。数日前から体調を崩していて万全の状態ではないが、家から30分で行ける GASTEIG が会場なので出掛けることにした。今夜のプログラムは以下の通り。

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ベートーヴェンも良かったしブルックナーにも大満足。懸念していた咳は出なかったがブルックナーの第三楽章終わりのピアニッシモのところで腹が鳴って自分でも驚いた。

休憩時に出会った友人夫婦のご主人のほうがブルックナーは嫌いだそうで後半を聴かないで帰ると言う。そこで彼達のチケットを後半は譲り受けた。われわれの席よりも遙かに良い席!それだけにブルックナーの音圧が強く感じられて嬉しかった。

ブルックナーが終わり、指揮者の手が降りる前に野太い男の声で「ブラボー」の声が掛かったけれど、フライングとは言いがたく、まあ、許容範囲かなと思う。でも、なんであと3秒待てないのだろう。

指揮者のハイティンクは用意してあった椅子には楽章の間だけ腰掛けていて、曲を指揮しているときには立ち通し。しかし歩く姿が心許ない。カール・ベームの末期よりはまだ良いけれど彼を聴けるのも間もなく終わるような気がする。時代は移る。