友人の死はつらい

2017年7月30日(日)・晴れ/最高気温31度

7時半起床。

久しぶりの夏日(30度越え)となった。パリから来ているブリギッテの従姉妹は今日の12時過ぎの列車でBodenseeにウアラウプに行くというのでいつもより少し早い時間に義母と介護婦さんを迎えに行き5人での日曜日ブランチ。

11時過ぎに従姉妹を見送って、義母と介護婦さんを送り届けたあとは特に何もすることがない。ちょうど11時頃から曇っていた空が晴れだして陽が差し始めた。気温もどんどん高くなる。

ブリギッテは少し疲れたようで40分くらいの昼寝。そのあと彼女はちょっと暑いテラスで、わたしは涼しい室内で過ごす。

今日は日本から悲しいニュースが届いた。高専時代の同級生で合唱を一緒にやっていた友人がパーキンソン病で闘病の末7月26日に亡くなったという。

彼は機械科(わたしは工業化学科)でクラスは違ったけれど、学究肌の彼は高専卒業後一念発起して大学に入り直し宇宙物理学を専攻。アメリカに留学したあと立教大学教授となりを65歳で退官するまで研究、教鞭を執った。

しかし残念ながら退官直後にパーキンソン病にかかりこれまで治療を続けてきた。彼はiPS細胞による治療方法に大きな期待を抱いていたのだが間に合わなかったのは残念でしかたがない。

このニュースを知ったあとはなにも手に着かずに今日は半日悲しみの中で過ごしてしまった。

夕方6時半からアンナの奢りで Gartenstadt で食事。この間から彼女の住まいの片付けやら、地下室の粗大ゴミを捨てにいったりしたのでそのお礼らしい。

そんなに高い給料を取っているわけではないので娘に奢られるというのは気が引けるのだが、それではアンナの気が済まないのだろう。ありがたく受けることにする。

これで少し友の死から自分を引きはがすことが出来た。8時過ぎから雨になった。

友人の死はつらい」への2件のフィードバック

  1. 本当に同い年の友人の死はつらいです。私も、今年1月に、学生時代の合唱仲間で、同期の友人を見送ることになりました。幼い子供さんが残されたのも、とても可哀想でしたし、自分のこれからの生き方について、大きな影響を受けました。
    なんだかいまだに現実と思えないです。葬儀にもでて、出棺までお見送りしたのに
    (T_T)

    • わたしの友人は生涯独身でしたので、子供を残すという無念さはありませんでした。
      残された子供さんが可哀想ですね。

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