シーズン開幕の Akadimiekonzert を聴く

2017年10月9日(月)・曇りときどき小雨/最高気温13度

6時半起床。

ここ数日どうもパッとしない天気が続いていて、それに引きずられるようにわたしの心身もなんだかくすんでいる感じ。

日中は本を読んだりしてボーッとしていた。

夜は久しぶりに Nationaltheater へ。友人夫婦が先頃東南アジアに旅行したのだがヘロヘロになって戻ってきた。風邪を引いたのか熱があって帰りの飛行機にもやっとの事で乗れたらしい。

彼達は Bayerische Staatsoper/Akademiekonzert の定期会員になっていてそれの第一回目が今晩。まだ全快していないというのでその切符がわれわれに回ってきた。20時からの今シーズン第一回目の公演は Kirill Petrenko 指揮でマーラー/子供の不思議な角笛とブラームス/交響曲4番。マーラーを歌うのはマチアス・ゲルネ(Matthias Goerne)

Programm

Gustav Mahler
Lieder aus Des Knaben Wunderhorn
„Rheinlegendchen“
„Wo die schönen Trompeten blasen“
„Das irdische Leben“
„Urlicht“
„Verlorne Müh’!“
„Revelge“
„Der Tamboursg’sell“

Johannes Brahms
Symphonie Nr. 4 e-Moll op. 98

ブラームスの4番は大好きな曲。マーラーの「子供の不思議な角笛」はこれまでしっかりと聴いたことがなかった。下の写真は開演15分ほど前の演奏者が登場する前の舞台。

IMG 5903

演奏は充分以上の満足できるものだった。幕間ではわたしと同じように定年退職した他の部門の旧仲間たちと久しぶりに会って挨拶を交わしたりしてけっこう忙しかった。

楽しみにしていたブラームスの4番は第一楽章の途中で隣に座っていたブリギッテが何かささやいてきたのが気になってそれから集中できなくなってしまった。わたしは彼女が気分悪くなってしまったのではないかと心配してしまったのだ。彼女は心筋梗塞をやっているから。

しかし、演奏後に問い質したら「ビオラ奏者の中に知った人がいる」ということを言いたかったらしい。それを聴いた瞬間 軽い殺意を抱いた。(笑)

帰途は交通機関の連絡がうまくいって意外に早い帰宅。昨日の飲み残しである「白鶴」を空けてから就寝。

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