「椿姫」三昧の1日

2018年5月15日(火)・曇りときどき雨/最高気温16度

7時起床。

どうやら旅行中のリズムからまた自宅でのリズムに戻ったようだ。

朝食のあとブリギッテは税務署へ。亡くなった母の昨年中の税金申告書類を届けるため。今回はその書類がかなりの大部になったために郵送ではなく直接手渡すことにしたらしい。

義母の税金はあと今年の分と来年の2月までのものを申告しなくてはならない。死んで、ハイ、お終いというわけにはいかないようだ。

今日は午前中に1度、午後に1度、夕方に1度と土砂降りの雨に見舞われた。外出する理由も特にないので気に掛かっていたことを片づけることにする。

今週の金曜日に独日協会主催映画で山田洋次・脚本の「椿姫」(1988年)が上演されるのだがこの切符は旅行中だったので入手できていない。しかし姉がこの映画のテレビ放送を録画して送ってくれたことを思い出した。それを探したのだが見つからない。

捜しているうちに2011年・エク・サン・プロバンス フェスティバルの La Traviata  の DVD 録画を見つけた。これは録画したものの観た記憶がない。

そこでこれを観始めたのだが、次第に引き込まれていった。ナタリー・デッセイの演技が素晴らしい。ヴィオレッタ、アルフレード、父親のジェルモンの歌唱が一級品。オペラの全曲をテレビで観たり聴いたりするのは何年振りだろう!

DVD を見終わったあとどうしても山田洋次監督の「椿姫」を観たくなってもう一度探し始める。そして見つかったのはなんと VHS のビデオテープだった。 DVD だという先入観があったので眼に入らなかったようだ。^^; これは一度観たことがあったが改めて観始める。

午後5時近くになって外が明るくなったので、このチャンスを逃さずにウォーキングに出る。7時頃からまた強い雨が降り始めたので良い選択だった。下の写真は今年も楽しませてくれているアパート入り口の「金の雨」(Goldregen)。18時15分頃の撮影。

IMG 7830

夕食はカローラが来てスーパーで買ってきたピザをオーブンで焼いて食べる。

「椿姫」三昧の1日」への3件のフィードバック

  1. 私にとってのヴィオレッタはやはり、コトルバシュです。あの、女性の弱さ
    、脆さを感じさせるところが大好き。
     来日公演は、京都在住でしたが、東京まで行きました。
     あの方は、声をなくすのはわりと早かったから、当時ももう椿姫を
    歌うには、声が…という状態だったのですが、あの小柄できゃしゃな
    舞台姿はいまでも覚えています。

    • ヴィオレッタとかミミのように結核で死ぬ設定になっている女性は、舞台上ではやはりそれらしくあって欲しいですね。^^;
      コトルバシュはミュンヘンで1980年代後半か90年代の記憶が・・・。

  2. (金の雨)は藤の花のように下に下がって咲くのですね。鮮やかな黄色い花、枝いっぱいに咲くのはミモザの花にも似ていますか?今年は季節がドンドン先行していつもとは違った花の季節が見る者を戸惑わせます。VHS・はるか昔のVHS「椿姫」でしたね。タイトルで出演者に昔、聞いたお名前がありました(忘れました)。現役の時はあまり、記憶に残るほどのゆっくり見たり・読んだり・聞いたりする時間がなかった・・・。同感です。今後の時間はどれくらいあるか・・・本棚を眺めて処分しかねて、でも、もう一度読み返したいと思う本があります。きっと新しい発見もあり・・と思うのですが。時間が・・・。

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