たまには違った森を歩くのも楽しい

2018年6月18日(月)・晴れ/最高気温23度

6時半起床。

昨夜遅くに就寝したにしてはまあまあの睡眠がとれた。ひとりでの朝食を軽く済ませてからBIOのゴミ出しをしたりしたあと ニュンフェンブルク城へ。とはいってもお城の中を見学するためではなく、その後ろに拡がる広大な緑の中を歩くため。

わたしは普段家の前の森 Perlacherforst をウォーキングしているのだが、時には違った緑の中を歩きたくなる。

ここはバイエルン王家の離宮だったところで建物の中はわたしにとってはそれほど興味のあるものではない。しかし離宮を含めた全敷地の設計の見事さにはいつも感心させられる。広々とした中にも強い意志を感じさせる階調があり、そこに立ち止まっているだけでも心の中に広々とした開放感が拡がる。しかし、40年近くミュンヘンに住んでいるのに、これまでわたしは森の奥まで入って歩いたことはなかった。

日本から訪れてくれた友人、知人達を案内したことは何度かあるのだが、いつも離宮の内部とその後ろのフランス式庭園を一回りするだけでお茶を濁していた。友人たちの旅行日程がタイトだったりするのがその理由なのだが。

今日は暑くなく寒くなく、天気予報でも雨の心配は無い。そこで11時ぐらいから森(と言ってもいいと思う)の中を散策。しっかりと整備、管理された道は快適で今日はそこに住んでいる鹿も観ることが出来た。森の中には大小の水路が人工であることを感じさせないかのように配置されていて、季節柄まだ幼い子供をひき連れた白鳥も目を楽しませてくれる。

昼食はいったん正面入り口まで戻り左翼にあるレストランのビアガルテンで取った。 Weißbier と自家製のピリッと辛みの効いたソーセージ、そしてエスプレッソ。とてもおいしくいただいたあと、また森の中に戻り散策を続けて、後ろ側の出口から外に出た。

一歩外に出た途端に眼に入る景色がガラリと変わり、現実に引き戻される。帰宅は17時近く。Darmstadt から戻ったブリギッテはカローラと買い物を約束していて彼女の帰宅は19時少し前。買い物は目的の店が月曜日休業だったらしく不首尾に終わったようだ。

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